BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

危ない器具

またまた椎間板ヘルニア関連で恐縮です。




病院・医院を問わず、整形外科には


だいたいリハビリテーション科があり、


そこには様々なリハビリ器機があります。




そして、首の椎間板ヘルニアには


首を伸ばす器機が使用されます。




もう一度解説すると、


頭の重みが頚椎(首の骨)にかかり、


その間の椎間板が重さに耐えられなくなってはみ出して


神経を圧迫する訳です。


まったくもって、単純明解な原因です!





ですから頭の重さから頚椎を開放し、その上伸ばしてやることで、


椎間板の復元を促してやる訳ですね...。




そして、その方法なんですが、


まず、椅子に座ります。


そしてその椅子にはクレーンのようなアームが背もたれ及び頭上にあって、


その先端にはワイヤーに吊るされた皮製の頭部及び顎をホールドする器具が


取り付けてあります。


患者は頭と顎をその器具に固定すれば準備OK!





スイッチON!





すると器機は私の頭をつるし上げます。


経験上、10kgの力です。


数秒持ち上げては、ゆるむ。


その繰り返しを10分ほど行います。




その間は、何もできません...。


ただ、器機に体をまかせるだけです...。



テレビを見る訳でもなく


本も読む訳でもなく


ただ、『ぼーっ』としています。



場所によりますが、



他の患者が...

  • ベッドに縛り付けられて腰を引っ張られていたり
  • ウォーターベッドでブルルンとマッサージしてたり
  • 赤外線あてられ、患部を温めていたり
  • 同様に首を引っ張っている人などを


ぼんやり見ているだけなんです...。



アレを思うと...




『たこ味焼』が焼けるまでの10分少々なんて、






何でもないじゃないですか!!!!






基本的には、『体のどこかが痛い人』の集まりですから


地味〜な空間ですよ...しかも年配者が多い...。





確実にテンション下がる場所です!!!!







まぁ、それでも症状を改善するためには必要なことですから、


通うことが大切です。


が、やっぱりなかなか面倒なものです...。


私の場合、仕事時間の都合上、無理があるのですよ。






そこで、ずっと昔...。


アイディア商品としてあるものを見つけました!



それは首に蛇腹状の輪を巻きつけ、空気を入れて頚椎を伸ばすというもの。


つまり、小さな浮き輪が何個か重なったような物です。


空気は、手のひらでボール状のポンプを握って入れます。




「これなら家でできる!」



と思って買いました。


何度か使用しましたよ...。



その頃は、症状がよくなっているかどうかは不明ですが、


なんとなく自己満足してました。


そして、やがてその存在も忘れていました...。






やがて月日は経ち、ここ数ヶ月で症状が悪化していると自覚した頃、


医者に行くより前に、またその器具を使おうと思ったのですが、


引越しの時に捨ててしまってたようでした。



私は早速インタネで探し、購入しました。



送られて来た物は、以前使っていたものよりも、


安くてチャチなものでした。


が、使用には問題ないようでしたので、何度か試しました。





するとある日...


使用する前よりも、後のほうが...



首から肩が...





痛いんですよ!!!!




それは数日続きました...



生活に特別な支障はないものの、首・肩共に違和感があり、


動かす角度によっては痛みがあります...。



「こりゃあ、病院に行くしかないな〜っ。」

と思ってたところ...。



車の運転中でした...。




コキッ!


と、首の骨が大きな音を立てます...。





すると...



今までの首・肩の痛みは、


何事も無かったかのように...




消えていました!!!!







つまり...。


先程の器具で引っ張られた首の骨が...


器具をはずしたときに...




ズレていた!!!!!!!!!




と言うことになります!!!!





もう怖くて使えません...。




皆さん!





生兵法は怪我の素



気をつけましょう!!!!