BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

ちょっと甘い-終

しばらくそのままじっとしていた。








...やがて、


心臓の鼓動が落ち着いた頃。






マスターEの隣には、


子供のような笑顔のTNちゃんがいた。


マスターEもニコニコしてしまう...。





そしてなぜだか2人は、


お互いの頭(髪)をなでていた。


笑顔が向かい合ったまま、


言葉はなかった...。





でも、とにかく...


うれしくて仕方がなかった。














それからどのくらい時間が経ったのか覚えていないが、


やがて2人は起き上がった。




軽いキスをした後、





TNちゃんが言った。






「一緒に見て欲しかったの。」







何かと思えば、


アルバムだった。


3冊くらいあった。




TNちゃんの子供の頃からのアルバムだった。





1ページごとにTNちゃんの成長がわかる。


TNちゃんはとてもうれしそうにその思い出を話してくれた。















TNちゃんがアルバムをみせたかったのは...


自分を知って欲しい


という表現方法だったのだと思う...。


同時に、TNちゃんの理想の情景だったかも知れない...。














そしてTNちゃんの三冊め、


そのアルバムの最後のページには、




マスターEと2人で撮った写真が何枚か収められていた。











とても大切にされていた。













マスターE...




またまたKOされた...。






























アルバムを見終わって、


TNちゃんの肩を抱くマスターE。






幸せな気持ちでいっぱいだった。





でも残念ながら時間はせっかちに過ぎる。















「もう帰らなアカンね...。」



「うん...。」



「...。」



「...。」








最後にもう一度キス...


いや、もう一度...


もう一度...。






頭の中と心がグチャグチャになってた...。


















それでもなんとか整理をつけ、



マスターEはTNちゃんを家まで送った。











笑顔で別れた。





























































でも...



その後...















2人は...












2度と会うことはなかった...。





















申し訳ないけど...



理由は書きたくない...。










































今でもマスターEの頭には...



TNちゃんの笑顔が...



そのまま残ってる...。
















































この話しが、


真実か作り話か...?




皆さんの想像にお任せします...。
















おわり...。