空をブイーン
またまた、
ちょっと昨夜の続きのような感じですが、
広島 → 大阪
へは、
といった、
まったく馬鹿げたルートで移動したのですが、
大阪 → 広島
は、ちょっと違います。
かなりスマートなルートを取りました。
金曜の夕方に研修を終え、
土曜・日曜とまっちゃんとデート。
確かレンタカー借りて、
京都と大阪のベタな観光地を回ったような気がします。
土日なのに、
マスターＥはスーツ姿...。
見ようによっては、
出張をいいことに愛人と会っている...
不倫カップル
に見えたでしょう...。
実際そういう人、いますもんね〜っ。
ところで...
残念ながら時間は過ぎていきます。
随分久し振りに再会したまっちゃんとも、
お別れの時間がやってきます。
そしてマスターＥが帰路につくため向かった先は、
そう、来たときのルートと違います。
帰りは、
へ直接フライトです。
当時、コミューター便と言うものがあって、
少人数用に小型プロペラ機がローカル空港を結んでいたのです。
帰りはそれが取れたのです。
まっちゃんは関空までお見送りに来てくれました。
一緒に居られる時間は終わりましたが、
充実しました...。
でも...さすがにちょっと...
離れるのは寂しかったですね...。
そしてフライトの時間です。
仕方ありません。
マスターＥ...
何度か振り返りながらゲートをくぐりました。
まっちゃんがずっと手を振ってくれていたのを覚えています。
さてさて...
別れの話しはそれくらいで、
マスターＥが乗るそのプロペラ機、
なんと１９人乗りっ!!!!
左右の各翼の途中にそれぞれ１基、
エンジンとプロペラがあります。
イギリス製で、ボディーやや後方のドアを上から下に開くと、
そのまま階段状のステップになるという設計。
いい感じですな〜っ！
ご存知の方もおられると思いますが、
マスターＥ...
飛行機に乗るのが大〜好きっ!!!!
大型ジェットもいいですが、
こういうのも乗ってみたかったーっ!!!!
と思っていました。
いやいや...ワクワクします...。
機内に入ると右に２シート、
左にシングルシート。
荷物を乗せる棚がないので、皆さん通路に置きっ放し。
操縦席は機長と副機長の２人。
スチュワーデスのような添乗員はいません。
そして驚いたのは、
操縦席と客室の仕切り。
ドアがありませんっ!!!!
ただのカーテンッ!!!!
しかも...
半分開いてるっ!!!!
そんでもって、
そのまま...
飛びやがんのっ!!!!
だから、カーテンの隙間(半分開いてるねんけどね)から、
操縦席越しに景色が見えたりするのじゃーっ!!!!
いやぁ...面白かったーっ!!!!
ただ、残念だったのがマスターＥの席。
翼の辺りだったから、
地上が見にくかったですね...。
その上、プロペラが真横で回るのです。
大きなエンジン音もダイレクトに聞こえるし、
なにより...そのプロペラ...
めっちゃ全速力で回るのですよっ!!!!
これって...
結構怖いのですよ...。
変な想像をしてしまうのよ。
プロペラに傷があったりして、
回転中にプロペラが折れ、
タイミング悪くそれがマスターＥの席に飛んできたら...
確実に死ぬな〜っ...。
なんて考えたり...。
いやいや、笑われるかもしれないけど、
ほんまに怖いもんですよ、
自分の真横で、
凄まじいスピードで回るプロペラをみるのは...。
フライトの感想は。
滑走と離陸が実にスムーズ。
自然に『フワッ』っと浮く感じ。
ジェット機と違い、
優しい離陸でした...。
もう、マスターＥ心地よくて...
ヨダレ垂れそうでした...。
離陸してから気付いたのは、
その高度。
やはりジェット機ほど高くないようです。
目的地の広島に近寄ると、
瀬戸内の島々は海から突き出た山のようです。
その山々(島々)の間を縫うように飛びます。
操縦席越しに見える景色は、
明らかに山を避けるようにして見えるもの。
まるで自分が操縦しているみたいな感覚です。
ブラボーッ!!!!
そしてその至福の時間は終わり、
ランディング完了です。
いやぁ！面白かったっすっ!!!!
気に入った遊園地のアトラクションに、
連続５０分くらい乗ってる様なものですからねぇ〜っ！
残念ながら、それ以降は乗っていません。
機会があったら...
また乗りたいな〜っ!!!!
空をブイーンっと...。
