何で香川に
ドカベン香川って、
知ってますか？
今年辞めましたが、横浜ベイスターズの監督だった
牛島氏。
その牛島がピッチャーとして高校野球で活躍していた時、
同じ波商高校のバッテリー相手、
つまりキャッチャーとして活躍していた、
デブの野球選手です...。
その人物の苗字が香川、そして、
通称はドカベンでした。
ドカベンとは皆さん知っての通り(最近の若い人はどうかな？)、
それが『ドカベン』。
同時にその主人公のことを指します。
後に主人公がプロ野球選手になるシリーズもありますが、
基本的には高校野球を題材にした漫画です。
その主人公の体型の特徴は...
極単純なもの...
『デブ』
ただ、水ぶくれではなく、柔道選手のそれです。
事実、その漫画でも、もともと柔道部所属であった主人公が
野球選手になり活躍する内容になっています。
今も当時も当然のことですが、
メジャースポーツの中で格闘技を除いては、
そのような体型の選手は...
かなり珍しい存在ですっ！
ですから、当時のマスコミはこぞって彼のことを、
ドカベンと呼んだのです。
まあ、成り行きとしては...
自然というか...
尤もというか...
そんな感じでした...。
ただし、漫画の中の主人公は、
かなり賢そうなキャラクターでした。...が...
香川は、
見るからにアホ面ですっ！
かなりそうですっ!!!!
実際しゃべったら、
ホンマにアホのしゃべり方でしたっ!!!!
実はマスターＥは牛島とその香川と同じ歳だったりします。
石原良純もそうだったと思います。
もちょっとキレるタレントおらんのんかいな！
とにかく、だから...
よく覚えているのですよ...
これから書くことを...
高校３年生の頃のことでした。
受験を否が応でも意識している頃ですが、
同じ学校の仲間があるＴＶ番組に素人高校生バンドとして出演することになり、
それを観に(応援)行くことになりました。
マスターＥの高校は大阪市内にあったので、
収録場所のホールに行くのは、特に不便ではなかったし、
実はマスターＥもその頃は、
バンドなんかやっていて、一丁前に、
ギター弾いて、歌ってたりしてたのですっ!!!!
恥ずかしいことながら、その頃は...
ミュージシャンになりたかった
みたいな大それた野望も持っていました。
まあ、ものすっごく短い期間だけですがね...。
ですから、仲間がテレビで演奏するのを応援しに行かないわけありません。
その上、番組収録というものを体験してみたい気持ちもありましたしね。
んでっ、
番組の性格は...
高校生がターゲットの音楽番組です。
ライブ形式で、視聴者参加型の番組でした。
そして当然。
ゲストもやって来ます！
そのゲストとは...
学校で噂を聞いた時点では...
そうです...当時大大大ヒットした
異邦人の
久保田早紀
それを聞いたマスターＥと仲間は、
メチャメチャテンション上がってましたっ!!!!
もう、ワクワクして...
「まだか〜っ！まだなんか〜っ？」
とその時を待っていました...。
やがて仲間のバンドの出番がきて、
ちょっと緊張しながらもなんとか演奏を終え、
皆ホッとしたところで...
ゲストの出番でっす!!!!
会場もマスターＥだけでなく、
皆その時を待っていたのです！
さあ、
出でよ『久保田早紀』ーっ!!!!
と思ったところ。
出てきたのが...
なんと...
ドカベン香川
「...。」
「...。」
「...。」
...えっ...？
何が起こったの...？
...何で...？
その頃、
ドラフト会議が終わって、
入団が決まったところでした。
当時、南海ホークスは
マニアックというか熱狂的というか...
大阪特有のノリのファンが多く、
大阪出身の香川が大阪の球団である南海ホークスに入団が決定し、
マスコミがそれを盛り上げている頃でした。
そこで...
その番組は急ではあるものの...
香川君を応援しよう
的な企画を作ったようでした...。
香川を応援...
そんなん知るかーっ!!!!
なんで久保田早紀が...
香川やねんーっ!!!!
高校生男子がそんなん納得でけると思てんのんかーっ!!!!
例えばやよ...例えば...。
高校生男すぃーっが、女子大生のメル友と初めて会う約束して。
待ち合わせ場所でドキドキしながら大人の女の匂いを想像して頭の中にお花畑が広がってるときに...。
そこに現れたのが『アホの坂田』やったら...。
あんたなら普通でいられるかーっ????????????
一体...何がどーなって...
香川が出てくるねんっ!!!!
そんな状況で香川が出てくるくらいやったら...
矢追純一が出てきて宇宙人の話してくれる方が...
なんぼか納得しようがあるっちゅうねんーっ!!!!
その後、
何分くらいか忘れたけど...長かったな...１０分くらいかな...
高校生にはまったくウケがない、
年寄りアナウンサー(阪神ファンでさえ鬱陶しがる阪神ファンアナウンサー)と
オバハン漫才師(もうピークを過ぎ過ぎている、古臭い漫才師)が出て来て、
最悪のトークショーをやっていました...。
ライブ番組なのに、
まったく会場の反応がなかったことを覚えています...。
久保田早紀が...
香川になっただけで...
メッチャ悪夢やのに...。
そんなん見せられたら...
応援なんか...
でけるわけないやろがーっ!!!!
このっ！
どあほーっ!!!!
まあ、しかし...。
今冷静に考えてみると。おそらくその番組は、久保田早紀に出演をドタキャンされて...
苦肉の策で香川を使う企画に変更したのではないかと思います。もし、そうでなければ...
プロデューサーが、○○○過ぎます(自重します)。
それにしても...
不憫なマスターＥ...。
