BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

トップクラス

昨年末のお話。



平日の夕刻にやってきました。









まず70代くらいの男性。









ハッキリ言ってかなり感じの悪い人です。








目つきも態度も服装も...







身内にはいて欲しくないタイプです。

















店のドアを開けるなりマスターEにでかい声で言いました。






















「ここは美味いんかっ?」






































「...。」

























大変失礼な質問です。








正直かなり気分を害してしまいます。















でもこういうパターンは大体酔っ払いです。












それならある程度仕方がないとも思いますが...















このオッサンは違いました。



















普通に聞いてきますっ!!!!










しかもかなり上から目線でっ!!!!





























『あ〜っ...難儀やな...。』










っと思いながらも、





ちょっと抵抗して、













「そう思うからやってます。」






っと答えました。



















すると、






「3つくれ。」


















どうやらあと連れが2人いるようです。

















マスターEは念のため15分くらいかかることを伝えます。













そしてそれは特別問題ないようで、





すんなり解決。













やがて連れの2人が店内に入ってきました。
















60代と思われるおばちゃんと20代半ばくらいの男性。















一見家族かなと思ったのですが、









ちょっと若い男性だけは泥臭さがあまり感じられません。


























そしておばちゃん。









時間がかかることをオッサンから聞くと、









かん高い大きな声で、



















「焼けてんのないのっ!?」





















マスターE「はい。」と答えると...






























「焼けてんのないのっ!?」










っとやっぱり同じ感じで聞いてきます。


































「...。」



























なんで2回聞くねんっ!!!!































この段階でマスターEは既にグダグダです。






















でも仕事ですから黙々と作業を進めていると、







若いお兄ちゃんが、










「えっ!ココで食べんの?」





























マスターEは、





『んっ!そのつもりと違ったんかい...。』





っと思いながら聞いていました。







(ところで、マスターEはやたらとお客の顔は見ません。なので男性の意図もすぐには分からなかったのですが...)








でも違ったんです。







異常な光景がそこにはありました。
































店内奥に座っているオバハン(すでにおばちゃんではない)が、







手荷物から何か出してます。





























それは何か...?














マスターが一見するとそれは...

















スーパーで売っているお惣菜らしきものっ!!!!


























おばはんはラップを外し、




タレのようなものをかけていました。






































「...。」


























マスターEすかさず、









「持込のモノ食べるのはご勘弁願います。」


















するとオバハン。












「えっ!何でアカンの?」




















マスターEが狼狽しながらも常識論をぶつけようとしていると、








オッサンがマスターEを強く睨み付け...


















「ええから早よ焼けっ!!!!」







































「...。」





















はいっ!




ここで決定です。








もう帰ってもらうことがベストです。




























そう思いながらも、





とりあえず、












「そう言われてもかかるもの(時間)はかかります。」










と言いました。





んでっ!





オバハンを見るとまだ手を止める気配が無いので、















「いや、ホントやめてくださいっ!」
(マスターEの口調もちょっと強くなってます)



























すると我慢ができなくなったのか、







オッサンは、














「もう要らんっ!帰ろっ!帰ろっ!」





























っと言って出て行きました。



















つづいて若い男性も。




































『あ〜やれやれ...めでたしめでたし...。』































































っと...













普通はこれでお終いなんですが...












予想できないストーリーがまだ残ってましたっ!!!!

























































そう、まだオバハンがいます。











スーパーの惣菜を出してたため帰るのに手間取ります。









さすがに要領が得られませんからモタモタします。


























それを片付けながら...





マスターEに言います。































「そんなこと言うてたらアカンわ。」

































「...。」




























「へっ!!!!????」






















そしてつづけます...。

















「自分が買うてきたモン食べるだけやん。」




「店のモン食べるわけやないんやから。」





































っと...









マスターEに...








説教をはじめやがりましたぁーっ!!!!





























なんで...?




なんで...?








なんでマスターEが説教されるわけ...?





















それに...














「自分が買うてきたモン食べるだけやん。」




「店のモン食べるわけやないんやから。」




って...















店のモノは食べてもエエんじゃーっ!!!!



それが飲食店やろボケェーッ!!!!



























ホントに...








パラレルワールドを経験しましたよ...







開業から10年以上。














トップクラスの異人でした...。