大阪での不幸 -3
それにしても変わりません。
年に1度くらいのペースでしょうか?
道具屋筋はホントに変わりません。
さて、
予定通り9時過ぎには開いているみせが多く、
早速その中で『食器』を主に販売している店に入ります。
陶器が一番多く、
その次はガラス。
そして塗りものに金属。
金属製品は商品群の中でも、
かなりマイノリティです。
いろいろ探してやっと金属製食器の棚に...
う〜んっ...
ないっ!!!!
ステンレスやアルミはあるのですが、
銅がない。
かなり品数が多い店舗なのに...
初っ端から裏切られました。
まぁでも...
店はまだいっぱいあります。
次の食器販売店に移動です。
すると...
なんだかさっきと同じ雰囲気。
嫌な予感がします。
でも念のために店員さんに質問します。
「銅のマグカップありませんか?」
すると...
「それならここにあります。」
っと案内されました。
でっ!
なるほど確かにありました。
んがっ!!!!
3点ほどあるものの...
大きさが違うだけで...
デザインが同じものだけっ!!!!
「...。」
マスターEの頭の中では...
「へっ!選べないのんっ!!??」
って感じです。
しかもまったく気に入らないデザイン。
無難にまとまってるが、
個性がまったく感じられません。
やたらと曲線をアピールしているけど...
シンプルで飽きのこないものが希望です。
第一、
今回の目的に合うものは、
多少『オールドファッション』的な物がいいと考えます。
では次の店。
そこでは...
「銅はないですねぇ、向かいの金物屋さんにあるんとちゃうかな。」
「...。」
「えっ!!!!」
んっとねぇ...
金物屋さんにあるのはいいとして...
ココって食器専門店でしょ?
マグカップって食器でしょ?
なんでこの店にはないのんや〜っ!!!!
この段階で、
かなり焦燥しているマスターEでした。
つづく...