現実?
マスターEは出勤に、
125CCのスクーターに乗っている。
もちろんお店への移動以外にも利用することもある。
同じスクーターでも原付とはかなり差があり、
全速力で走っている、
少々やんちゃなお兄ちゃんを、
軽ぅ〜く抜いていくのは...
なかなか...
気持ちがいいものであるっ!!!!
もちろん一般道での話だが、
扱いやすさもあり、
快適に走ってくれる。
そういうことを前提に、
この先を読んでもらいたい...。
ちょっとした丘陵にお坂道。
2車線の左側をバスが走行中。
軽い軽いと思いながら、
右車線に入り、
簡単にパスするつもりが...
なんだか加速が悪い。
バスを抜くつもりだったのに...
ほぼ同じスピードのまま並走する始末。
明らかにスピードが上がらない...。
そうしていると、
マスターEの後ろに車の列ができていた。
しびれを切らしたか、
何台かの車からクラクションとパッシング。
「さすがに無理もないこと...。」
確かにマスターEは後続車に迷惑をかけている。
素直にバスの後ろ、
左車線の端っこに移動することにした。
それにしてもどうしてこんなにスピードが出ないのか?
っと思っていると...
更にスピードは落ちる。
バスどころか、
原付にまで抜かれる。
前に進んでいるものの、
いつ止まってもおかしくない状態。
焦るマスターE...
次々と追い抜かれていく。
車はもちろん。
バイク、
原付、
ダンプ、
バス。
みじめな気持ち。
いくら焦ってもどうしようもない。
ついには自転車にも抜かれてしまった...。
それにしてもこの坂は長い...。
っというところで目が覚めた。
そう夢だった...。
幸いに...。
それにしても地味ぃ〜に嫌な夢。
「...。」
だって...
まるでお店の経営状態みたいやも〜んっ!!!!