BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

蛸の立場

店を開業して、


まだ1年経ってないくらいの頃。


ある常連さんのワガママを...






叶えて差し上げたことがありました...。

















そのワガママとは...



縁蛸自慢のタコを使っての...







タコしゃぶ料理ーっ!!!!








































まっ...なんと言っても...その頃...







お店は結構暇でしたから...







いやっ!






確か定休日だった...。






なので、『どーん!』っと!








やっちゃいましたーっ!!!!






























いやいや、


いろいろとお世話になった人だったのですよ。


『お客様』

としてだけではなくて、



お店の営業上の事で、



お手伝いいただいたこともありました。









残念ながら、


今何処におられるかわからないのですが、


もちろん今でも、


感謝しておりますっ!



















そして、この場を借りまして...


同様に...






縁蛸をお引き立てを賜り、

誠に御礼申し上げますっ!!!!






っと、ビジネスマン的な手続きはこれくらいにしておいて...。































とにかく、


『タコしゃぶ』をすることにしました。











するとなったら、マスターEのこと...










せっかくなんで、



上等の昆布で出汁をとります。







鍋は土鍋(さすがに銅製はなかった)。







薬味の葱と、



もみじおろし



その『もみじおろし』は、



切った大根の断面に鷹の爪を刺し、



それを粗めのおろし金ですりおろしたもの。






もちろんポン酢を用意していました。






ホントなら酒も欲しいところですが、



交通モラルを考えて、



そこは炊き立てのご飯でガマンです。
























さてさて、



準備もOK!






ゲストも到着。





















早速晩餐を開始しました。











できるだけ薄く大きく切った生タコ...




それを、コンブ出汁と少し酒の入った鍋に...











しゃ〜ぁぶぅ〜っ...しゃびぃぅっ...






っと華麗に...そして...




やさし〜っく...




くぐらせます...。










そう、


まるで、





ワルツを踊るかのごとくぅ!









もちろん、


そのまま生でも美味しい、





特上品ですからぁーっ!!!!







火を通しすぎてはいけません...。




















鍋から引き上げても、


半透明で光沢のある





その状態のものを、





至極、軽ぁる〜くっ...





『ちょんっ』っと、






薬味を加えたポン酢に触れ、







『シュビッ!』



っとお口に運び入れます。
















タコの旨み...それは...


主張しすぎない...

『ほのかな甘み』





そこに加わる...


攻撃的だが...

『手加減のある酸味』




もう一つ...


弱々しいものの最後に印象を残そうとする...

『凛とした辛味』

んふむぅお〜ぅっ!





おいしーっ!!!!











あ〜っ!!!!!!!!












酒が欲しいーっ!!!!













なので、ちょっとビール...







いっちゃいましたっ!!!!

























いやいやいやいや...

いえいえいえいえ...

いやいやいやいや...













絶妙でおじゃりましたっ...!









ホントに贅沢でしたよ...。











































しか〜しっ!





ここで予想外の出来事が...
































さすがにタコだけでは



『ネタが尽きるっ!』





っと思ったので、





タコの他に、








『ワカメ』




もスタンバイしてました。


















絶品のタコを幾分食した後、





『ワカメ』に箸をのばします。









今度は大雑把に、








シャブッ!!!!










ポン酢にも大雑把に、





ドバッ!!!!





っとダイビング。













それを口に、



ガバッ!!!!



















シャブッ!!!!
ドバッ!!!!
ガバッ!!!!



































「...。」







しばし無音...

























おいひぃ〜っ!!!!
















なんじゃこるぁーっ!!!!????
























そう、



めっちゃくちゃ美味しかったのです。







しかも安物のワカメ...。














皆さんっ!!!!

騙されたと思ってやってみてちょっ!

ワカメのシャブシャブ



ポン酢バージョンッ!












ダイエットにも健康にも、



しかも経済的にも...









大ヒット間違いナッシングッ!!!!

































ちなみに...


要望しても、



タコしゃぶはやりません。