BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

髭抜きの魔力

さてさて、


結局髭を全部抜いたマスターEでしたが、


それは平日の深夜のことでした。


当然朝になったら会社に行かなければなりません。


とりあえずさっさと寝ました...。







そして...朝...。







髭を抜いた生まれ変わったマスターE、



まっちゃんと初対面です...。







キャーッ!

つるつるっ!


メッチャ若いーっ!!!!


概ね好評です。




んがっ、同時に...。





え〜っ!


一体何やってんのんよ〜っ!



といった、


マスターEのアホな行動を、


苦笑するかのような反応もありました...。






だいたい、まっちゃんは、


いわゆる "痛い行為" というのに敏感に反応します。


なので、マスターEが、


『髭を抜いて痛かった。血も出た。』


ということを話すと、




まっちゃんは顔を歪めて情けない顔してました...。



かなりマスターEの奇行が不可思議だったのでしょう。










とにかく、マスターEはまっちゃんに理解されずに、


ちょっと寂しかったかな...?















そして一日が過ぎ、


また夜がやってきました。







するとどうでしょう...。







また髭が生えてるじゃないですかっ!!!!






抜く前に比べれば少ないものの、


それでも本数にするとけっこうなものです。





マスターEは思いました。




勿体無い...。





あんなに痛い思いして、ツルツルになったのに、


たった一日で終わらせられるかーっ!!!!








だから、また抜きます。


ひたすら抜きます。





正直な感想は、





たった一日で、すっごいな〜っ...。




やがてテーブルの上には、


二つ折りになったティッシュの上に、


黒く短い髭が並びます。







まっちゃんはソレを見て一言...






いや〜んっ。

気持ち悪〜いっ...。






マスターE、ちょっとイジワルしてソレを持って


まっちゃんに近寄ります...と...




キャーッ!!!!
イヤーッ!!!!










「...。」















...少々快感を覚えたマスターですが、


そのまま突っ走ると、



変態の道に進みそうなので自制して止めました!





とにかく、まっちゃんは...




非常〜に『髭抜きマスターE』を避けていたのです。





そしてマスターEといえば、


毎晩のように、『髭抜き』を続けていたのですが...。







ある晩にまっちゃんが言いました...。








「私が抜いてみてもいい?」




マスターE...


あんなに避けてたくせにどうしたんやろ...?

と思いつつもOKします。









そしてその晩から、


マスターEはまっちゃんの膝枕で、


髭を抜いてもらうようになりました...。






そのうちに、


「新しい毛抜き買ってきたーっ!」


なんて言うまっちゃん...。






どうやら、


『マスターEの髭を抜く』


ということが、まっちゃんにとって...




ストレス解消にもなっていたようですっ!!!!










げに恐ろしや...


髭抜きの...



魔力っ!!!!







結局、その日課は、


しばらく続きました...とさ...。




めでたしめでたし...。












でもね...まっちゃん...



一言いいかな...。



そうなるんやったら...。






耳かきはなんででけへんかったんやーっ!!!!