BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

警察の心得

昨夜、財布を忘れて帰ったお客様がありました。


閉店の少し前に帰られたカップルさんでした。


店内ではなくて店の外の


縁蛸日本一認定普及委員会


の署名帳の上だったから、閉店まで気付きませんでした。






失礼とは思いましたが、


念のため連絡(電話番号...etc)を発見するために中を見ました。





残念ながら連絡先はわかりませんでした。


でも中には、


現金こそ多額ではありませんでしたが、


  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • クレジットカード
  • その他会員証

が入っていました。



これがないと、さぞ困られるだろうな〜っ...。


というのは言うまでもありません。











ただ、電話番号自体はなかったものの、


運転免許証から住所と氏名がわかったので、


とりあえずNTTの104番に問い合わせましたが、


残念ながらわかりません...。


おそらく、


  • 電話の名義が家族の他の人
  • 104での問い合わせを拒否している人
  • 転居している人
  • 携帯しか持たない人

のどれかだと思われます。













貴重なもので、且つ頻繁に使用するものだけに、


縁蛸に電話があるか、若しくは店に来るか?


と明日の仕込をしながら3時頃まで待っていましたが、


結局来ない...。








どうしようか...?


おそらくその人にしたら財布を忘れた場所として、


真っ先に縁蛸を思い出すと予想されますが、




縁蛸の営業時間は夕方の5時!







貴重品が多いので夕方5時まで縁蛸が連絡不可だと、


少々気の毒です。


それにもし...


『明日の営業時間内に取りに来られなかったら...。』


と思うと、





やはり早いうちに警察に届けるのがベターだろう。



という結論になりました。











んでっ!








マスターEは深夜に下鴨警察署に赴いたのであった。






























ところで...。




警察署に行く




というのは、


何故か心地よいものではありません...。




マスターEの経験上、


警察に行くのは、



  • 事故を起こした時
  • 駐車禁止でレッカー移動された時

など、


すこぶるマイナスの状況が多かったためです。










だから、今回は、


悪いことしてないということではなく、


それどころか、


いいことしているにも係わらず...それでも...



なんか感じ悪いっ!






となってしまいます...。









この年になってそんなんだから、



おそらく死ぬまでこの『感じ』はなくならないでしょうね...。




まあ、別にいいですけどね...。
















なにはともあれ、


警察に着き、


建物に入ってすぐ左手に受付がありましたので、


そこにいた警察官に用件を伝えました。




その実年の警察官は、


丁寧な口調で淡々と手続きを進めていきます。


主に書類作成です。




現場となった住所や時間、


それにマスターEの氏名や住所など、


必要な情報を書き入れていきます。




書類作成を始めてほどなく、


そばにいたもう一人の警察官も加わり、


財布の中身を出し、




現金の金種までしっかりと書類に書き入れていきます。


面倒な作業ですが、


そのあたりをしっかりしておかなければならないのは、


職務上必要不可欠だと思われるので、


何ら疑問は感じませんでした。






やがて、必要な処理は全て終わり、


警察官もマスターEに対して、


その旨を伝えました。










その一連の作業の中では、


警察官の言葉使いや態度など、


特に問題は感じなかったのですが、



警察署を出てから『ふと』思うことがありました。









それは...


その手続き中、


5分や10分のことですが...。




マスターEはカウンター越しの状態で警察官と相対していました。


つまり...




ずっと立ったまんまっ!!!!




ソレに対して警察官は、




椅子に座っているっ!!!!


















「...。」













コレって...




ちょっと失礼やないっ!!!!











マスターEは、


悪い事をした訳でもなければ、

自己都合の手続きに行ったものでもない。



善良な市民として、


善良な行為を行うために警察署に赴いたのだっ!!!!









なのに何故?


それではどうぞこちらにお掛けください。

というような、



気配りと場所の提供が...







でけへんのんじゃ〜いっ!!!!



















取調べですら、容疑者を座らせてるんちゃうんか!




それやのに...なんで...



善意の行動を取っている人に対して、



ちゃんとした対応がでけへんねやーっ!!!!









っと、


後に激しく感じたわけです...。














警視庁をはじめ、


全国の警察組織は、


イメージアップのため、


市民との交流イベントや広報活動をしています。








せやけど...。



こういった日常業務に気配りがないようじゃ、



無意味なんじゃーっ!!!!





















































おそらく、


昨夜の警察官は、


マスターEに対して何の悪気もなく、


極普通に対応されたのでしょう...。



実際にそのお2人に落ち度は感じられなかった。

なので、


これは個々の警察官の問題ではなく、




日本の警察組織全体の、




市民へのサービス意識の欠如


なんだと思いました。











警察の心得...。


いっぱいあるでしょうけど、


そのあたりのことも考えた方がいいんじゃないでしょうかねぇ〜っ!