BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

歯医者

な〜んか、右下顎の奥歯が痛い...。


食事の時、


噛んでる時、




昨夜それを言うとまっちゃんが、


「虫歯の痛さ?」

って聞いてきたけど...実は...


それがわかりません。






マスターEが虫歯になり、歯医者に行ったのは、


小学生の4年生の頃。



それ以降虫歯で苦しんだ経験はありませんでした。


おそらく胃酸が強く、


虫歯菌が生きてられないのでしょう...。(勘ですが)











子供の頃はグラグラした乳歯は、


全部自分でもぎ取りましたし、


親知らずも経験無し。




歯並びは良くないものの、




とにかく歯医者には縁遠い男でした。











そんなマスターEでしたが、


16年くらい前。


博多に住んでいる時でした。




歯医者に通ったのです。




用件は虫歯ではなく、



歯石除去





そう、歯並びが悪かったのでね...。


取っておいた方がいいと思ってお世話になりました。










それで、いざ "処置" と言うことになりますが、


院長さんは30代後半の男性。


処置はその院長に指示されて女性の医者が行います。



なかなか丁寧な話し方をする20代後半、



マスターEと同じ年代の感じのいい女性でした。






でっ、処置開始です。
















最初に言われました。


「痛くてガマンできなかったら手を上げて合図をしてください。」

そして処置が始まった途端、





いっぅ!























いきなり!

痛いっやないですくわぁ〜ぃ!!!!






歯石除去の経験のある方はご存知でしょうが、


それに使用する道具、


アレッてすごいですね...。


まるで死神が持つ鎌!!!!




やってることはいたって単純。



その鎌で歯石をガリガリと、





削ぎ落とします...。





マスターEは歯並びが悪いので、




当然歯石の取り方も難儀だったんでしょう...。



あとは、担当の女医さんの腕次第なんでしょうが、


マスターEにはその腕が、




良いか悪いかなんて分りまっせん!!!!













ただね...ただ...。












既に20代後半の男性がですよ...


女性医師に...


そう簡単に...



痛いーっ!



なんて...




言えませんわいないないわなーっ!!!!













ですから、マスターE...




耐えました。




ただ、ひたすら、




耐えました...。









処置の合間に行う、



口すすぎ。




ぶしゅぶしゅ べば〜っ


と吐いた水は、




真っ赤っ赤!!!!




それに混じって、




濃いピンク色のピラピラしたもの...


ちぎれた歯グキです...。






そう...その排水の成分はまぎれもなく、


マスターEの


血と肉片ですっ!!!!







痛かった...

長かった...


歯医者なんか...


来るんじゃなかったっ!



って、そう思いました。














でもねっ!




マスターEは...





日本男児ですっ!!!!





耐えました。


何事もないかのように、


耐えましたっ!!!!






女医は何度か、


「痛くないですか...?」


と気を使ってくれますが、



マスターEは...




口開けたまんまですがな〜っ!






手を上げてアピールするのもいいですが、


なぜか女医の前では "笑顔" を向けてしまう。




まったくアホな男です...。





でも、マスターE...。





そんな自分が結構好きです〜っ!!!!






笑いたかったら笑え〜っ!



これがマスターEの...




男の美学じゃぁーぁぁぁぁぁぁ!!!!

























でも...さすがに最後あたりになって...





予想外に痛かった時...




思わず体が...

ビクビクッ!


声も一瞬...

エヒュッ!


と...反応してしまいました...。












女医さんはそれを見て、


言いました...。




やっぱり最初から痛かったのガマンしてたんでしょ。


そんなに頑張らなくても...うふふっ...。


でも、ごめんなさい。


(マスターE、そこでにっこり笑顔)









男の意地を見せたマスターE。


それを受け止めた女医さん...。







そこには気持ちのいい空気が漂っていました。






















とっそこへ、院長がやってきて言いました。



結構痛いものですから、なんでしたら麻酔しましょうか?


























「...。」


































こらぁーっ!!!!






もう...






終わりかけや〜っ!!!!







言うのが...







遅すぎんのんじゃいーっ!!!!

























こんだけガマンしたマスターEの意地...
















ぶち壊しやんけぇ〜っ!!!!