車買うぞーっ!(学生時代) −3
さてさて...
車買うぞーっ!!!!
とはいっても、
そうそう簡単に買えるものではございません。
まして、
免許も取らねばなりません...。
いったいいくらかかるねんな...?
いかにその当時とはいえ、
自動車学校に行けば、
約20万円程度は考えなくてはなりません。
その上、
中古車の安い部類の車でも、
諸経費を含めると、
やはり40〜50万円。
合計...60〜70万円...。
あぁ〜っはっはっはっはっ。
無茶やがなっ!!!!
自宅通いで、その上バイトしているならともかく...
いや、それでも...その金額となると...大変なもの...。
マスターEのような身分には...
天文学的数字でおますがなーっ!!!!
だいたい、
ちまちま貯めていては...
学生時代が終わってしまいますっ!
もう...マスターE...
果てしなく高い壁の存在を前に、
負けてしまいそうです...。
でも、小雨の中、
スクーターにギターと彼女を乗せ、
ぶっさいくな顔をしながら決心した、
あの悔しさを忘れるわけにはいきまっせん!!!!
なにより...マスターE...
男の子の証を立てなければなりまっせん!!!!
こうなれば、
中途半端なことではダメです。
もう...アレしかない...。
マスターEは地元の某工場のバイトをする決心を固めました。
そこは禁断のバイト先!
30分も働けば、
もうベテランと言われる、
ウルトラ単純作業
そして、午後11時から午前7時までの勤務。
真面目に単位を取るつもりがあれば、
絶対に不可能なバイト先でした!!!!
まさにパンドラの箱...
いや、
虎の穴...
益々勉学から離れていくという、
蟻地獄から逃れられない、
マスターEの転落人生の分岐点でした...。
結局、
週に4〜5日勤務することに...。
マスターEは、
何のために大学にいったのでしょう...?
勉強するため...?
バイトするため...?
まあ、バイトばっかりしてましたが...。
次はバイト先でのお話です。
またまた、つづく...。