BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

車買うぞーっ!(学生時代) −2

それから...それから...。


2年が過ぎました...。




マスターEはその彼女と


大変美しいお付き合い


を続けておりましたとさ...。















おしまい...。









































いやいや、終わりません。



そう、2年後。



マスターE21歳。


大学3回生。



でも何故か授業は2回生と同じ教室...。


な〜んでかな〜っ?








それは、きっと...






マスターEが...
お勉強が好きだったからっ!!!!





と、いうことにしておきましょう。























本筋に戻ります。



それは、ある小雨が降る午後でした。







朝は雨は降っていなく、


天気予報もそれほどの降水確率を示していませんでした。




まあ、少々の雨でも特に小奇麗な私服を着ている訳でもなく、


やはり原付で通学。



その日はちょっとした目的で、


なまギターを持っていっていました。



ますたーEもギターを弾いてた時代があったのですよ...。










授業も終わり、


特にサークル活動もなく、彼女と帰宅します。













(ここで、ちょっと予備の記事...)

マスターEの大学は田舎にありました。
土地もそこそこありますし、周りには住宅もほとんどありません。
だから先生たちはもちろん、学生にも車で通学する者は少なくありませんでした。
そのため、大学には生徒用の駐車場(車だよ)があるくらいでした。










マスターEと彼女は、


例のごとく原付に2人乗りします。


スクーターなので、足元にはギター(ハードケース)。


もちろんなかなかデカイです。




雨は徐々に強くなってきていて、傘が必要なくらい。


ヘルメットかぶってないので、


顔に雨粒がぶつかります。





目を細め...


口を『へ』の字にしっかり閉めます...。


「...。」


実に...







ぶっさいくな顔ですっ!!!!









  • でかいギターが足元
  • 後ろには愛する彼女が雨に濡れて
  • 本人はぶっさいくな顔
  • おまけに警察を警戒中


いくら貧乏学生とはいえ、




なかなか惨めな状況ですっ!!!!















そうしていると、


まだ、大学の駐車場(駐輪場)から出て少しの場所で、




サークルの先輩カップルが、


通り過ぎていきます。






窓を開け、


こちらを見て、


手を振り、


明るく声をかけていきます...。






「ばいば〜い!」





さっそうと...


優雅に...


雨など関係ありません...





そう...彼らは...





車通学カップルだったのでっすっ!!!!
















彼らには、何の罪もありません...。




でもね...



でも...








マスターEはとっても惨めだったから...






雨に濡れ、寒がっている彼女を背中に感じていたから...











ずっごく...
ぐやじがっだのでずぅ〜っ!!!!










わかるか...?



わかるか...?



わかるやろ...?









男やったら...



わからなあかへんのじゃーっ!!!!

(女性の皆さん、ごめんなさい)












マスターEはその時、


固く...きつく...



決心いたしましたっ!!!!






車買うぞーっ!!!!










でもまだ、なが〜い道のりがマスターEを


待っているのであった...。








また、つづく...