BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

社葬の疑問

広島でサラリーマンしていたころのこと。


マスターEはある機械メーカーの営業マンでした。




担当の得意先企業が多数あると、


朝出勤すると、


訃報


がfaxで連絡されていることが何度かありました。




そうなると、


余程の予定がない限りは、


葬儀に参列しなければなりません...。




いわゆる...

社葬ってものに...。














もちろん。


会社 対 会社


のお付き合いがあるわけですから、


先方にご不幸があった場合は出席するのが、



人の道

って思います。


故人に別れを告げる機会は大切なものです。













んがっ!










社葬ってものには、


えぇ〜...なんで...


って思うことがありました。































その日。


faxを受取った私は午後の予定をすべてキャンセルし、


その葬儀に参列しました。



もちろん急なことですから、


礼服は着ていません。



スーツ姿に黒い腕章。



ネクタイは地味な色のものに締め換えます。






葬儀の場所は、


得意先の会社。


家族が株を分け合って持っているような、


社員が5人くらいの会社でしたから...。


特別な葬儀場なんかではなかったのです。






それで、誰が亡くなったかというと...


社長の母














「...。」










私...何だか...


不謹慎ですが...














何で呼ばれたの?


って思いました。







だってね、


社長の母って、





会った事もないしーっ!






そもそも、


私は普段、課長さんと仕事をさせてもらっていたので、


社長にも


会ったことがない!
























だいたい...





いくら社長の母といっても、





会社の関係者そのものとは、



違うやんかっ!!!!









こんなん、社葬やなくて...


あんたらの家族で送ってあげたらエエんとちゃいますか?












お付き合いの会社の人を呼ぶのは...



筋がおかしいっ!

って思いましたよ...。








私を含めて、2〜30人くらい


どこかの会社からやって来た人がいました。


ちょっと離れてタバコを吸う人。


携帯電話で会社と連絡を取ってる人。


雑談している人など、


故人を偲ぶ人は、



私を含め皆無でした。



まあ、


当然といえば当然ですっ!








やっぱり、


身内だけで送ってあげるのがいいと思いましたよ...。


顔すら見たことない人が、


しかもfaxでシブシブ集まった人たちが、


線香あげても...




故人も喜ぶと思いませんっ!!!!




身内と縁者だけで、


気持ちのこもった葬儀にしたほうがいいと感じました。





















それにしても...


どうして...こんなこと...するのかなぁ...?




会社というか、社長の、


見栄


なんでしょうか...。





そう思えてなりません...。
















社葬って...





なんか変ですね〜っ。