BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

沖縄(社員旅行編) その1

マスターEは沖縄が大好きです。


特に八重山が好きです。


住みたいとまでは言いませんが、


できるなら毎年にでも訪れたいところですね〜。






ところで、マスターEは3度沖縄を訪れています。






初めて行ったのは、8年前かな?


いや9年前かも...。







それは2泊3日の社員旅行でした。














当時、私は大阪市内で働いていました。


大阪府内の住居から、朝早く出発し、





伊丹空港へと向かいます。





当時、月に2〜3度、


伊丹〜羽田へと飛行機で出張していたので、


伊丹空港へのアクセスには慣れていました。


だから、時間配分もバッチリ!





集合時間の約30分前に到着。


その時間で軽〜く朝食まで取るつもりでした。





でも空港での朝食は、


店によって...


朝定食が1200円!

なんて高価格のものが多く、


空港利用の素人さんにはキツイものがあります。

(お金持ちなら問題ないですがね...)



でも私はプロです!






適当な量とそこそこ納得できる価格の店を知っていますし、


安価に惣菜パンで済ませるのに適当な店など...


空港内の情報はインプットされています。







ですから、空港に着いてからの時間の使い方は、


なんの問題も無かったはずでした...。













しかーしっ!





そら恐ろしいアクシデントが私を襲ってきました!!!!



















軽い朝食を済ませた後...



















それは突然やってきました...。

















腹痛です...。





佐川急便のライバルの運送業者大手『福通』ではなく、









腹痛です!!!!


しかもかなり...


きっついレベル!!!!













ホントにイキナリです。


超特急どころではありませんでした。


ジェット戦闘機レベルです...。





歩くのもツライです...。






でもとにかくトイレに急がなければなりません...。











マスターE...



まさに正念場です!!!!



だってそうでしょ、



社員旅行の出発の場所で...漏らすなんて...ことがあったら...





もうその会社に居てられまっせん!!!!





お漏らし社員


として有名になってしまいます...。














私は耐えましたよ...。



とにかく耐えました...。













それまでにも何度か腹痛で苦しい経験をしたことはありましたが、



社員旅行直前の、また超きついレベルの腹痛です。



場合によっては、かなり大きなものを失う状況です。



耐えに耐えました...。










顔は平然とした表情ですが、


30歳半ばのオッサンが、





内股で超ゆっくり歩く姿は





そう見られるものじゃありません!!!!

















でも、なんとかトイレに到着...。



まずは第一段階をクリアしました。



しかし、ここで更に大きな問題に直面します。



朝の空港のトイレは...めっちゃ...


混んでいます...!






すぐ目の前に『オアシス』があるのに、


そこには


順番待ち


という社会のルールが存在するのです...。




でもコレばかりは仕方ありません。


怪我や病気なら、重傷者が優先されるものですが、


そこにいる人たちは、皆、



トイレで用を済ませたい

という目的では平等なわけです。















私は待ちました...。








今更他のトイレに行っても、


恐らく同じでしょう...。



多分、余計に苦しむのがオチです。







私は待ちました...。









やがて、人が減ってゆき、



私の前に居た6人がいなくなりました。






そう...






やっと次が私の順番です!!!!









並んでいる場所は5箇所くらいあった、


いわゆる『大』用の個室の最もトイレの入り口に近い所、


どこが空いても、最前列の待ち人に使用権が与えられる




合理的なシステム




もはや大人のルールとしては当然のものです。















...とっ...そこへ...





やや年配の男がやってきて、


5個並ぶ内の真ん中の個室の前に立ち止まりました。



















「...。」





















わりゃあ!
何さらしてけっかんじゃ〜っ!!!!
(心の中ですよ...)












どー思いますっ?


皆さん!






あんまりにも...


非常識過ぎるでしょーっ!!!!







列は私を先頭にして、7〜8人くらいです。





個室トイレを待っている列であることは、




一目瞭然っ!!!!


ですっ!














私...



どうしたもんか...?


と考えていました...。






そのオッサンが立った真ん中の個室より、手前の...


つまり私の方が近い個室が空いたら、


おそらく問題はないものの...。





その向こうが空いたら何とするか...!



もちろん、先に行かせる気はありません!



そんなことあり得ませんっ!!!!






するとどうでしょう。


何と言う神の悪戯でしょう。


真ん中の個室のドアが動き出しました...。









個室から出る人、


それを見て入ろうとする、そのオッサン。










































私は無意識に、


そして即座に前に歩き出し、









そのオッサンの肩を叩きました!

すると振り返り、


驚いた表情で私の顔を見るオッサン...。









私は『ギロッ!』と睨み付け、


鼻息を大きく『ふんっ!』と鳴らし、


親指を立て腕を『ブンッ!』と後方に振り、


並んでいる人を指しました!









無言なれど...

「オノレはあの後ろに並ばんかいやーっ!」



というハッキリしたメッセージです!











予想外の展開に、



怯える表情のオッサンの顔...。










その顔を見た私...。





んっ...何か...妙な感じ...。
いったい何だろう...?











でも、そんなこと考えてる場合じゃありません。


既に腹痛は限界の秒読み状態です。


オッサンのことなんかどーでもいい。






私はトイレに入ました...。

















「あはぁぁぁ〜んっ...。」









間に合いました〜っ。
















この開放感で...




もう、その前にあった事なんて、




すべて忘れてしまいました〜っ!!!!





























無事、


お漏らし社員


にならずに済んだ私は、




颯爽と集合場所に向かいました。




すると其処には同僚や上司がいます。




やがて、旅の幹事と旅行代理店の担当者が集合をかけます。







その少し横には会社の取締役員。





そしてその前には社長が...



















んんんんんんっっっっっ!!!!














どこかで見たと思ったらっ!















さっきのオッサン、













社長やないかーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
















おんどりゃあ!
何しとんねんっ!
恥ずかしないんか!
このどあほーっ!!!!









と心の中で叫んだものの...





さっきまで被っていた帽子をとり、




なるべく社長から離れた場所に居るようにした、




マスターEでした...。










まったく...



なんという旅の始まりなんでしょう...。










やりにくいな〜っ...。





でも、もし社長が私の存在に気がついたら...




もっと大変な気分だったでしょうね〜っ...。









(ウソみたいな話ですが...ホントの話なんです)