余計な演出は止めるべきだ!
日テレが毎年やってる、
『24時間テレビ』
最初に言っておきますが、
この日記は『24時間テレビ』の一部の企画に対する批判です。
あくまでも、一部です。
誤解の無いようにお願いしますね。
それと...
募金している人を...
やさしくていい人だと思います。
素直にそう思います。
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確か初めて放映されたのは私が高校1年生の時。
その頃は、素直な気持ちで見ることができた。
困ってる人を皆で助け合うことは素晴らしいと思ったし、
なにより当時は、
変な企画も無かった。
身障者、病人、お年寄りなど...
そういった人々の困っている事実を広く視聴者に知らせるのは、
とてもいいことだが...
『お涙ちょうだい』を押し付けるような企画が出てきた。
例えば、『芸能人マラソン』については、
正直、私は大きな意味はないと思うが、
別にやっているからといって、
文句を言うつもりもない...。
やりたけりゃ、やればいい...。
選ばれたタレントは本当はやりたくないだろうけどね!
ただ、昨夜...
たまたまチャンネルを変えているときに、
24時間テレビの企画で、
タレントのベッキーが『動物の救急医療に同行する』という企画があった。
急病や事故で命の危機に陥った動物を救う獣医を見て、
応援する気持ちになったのだが...。
テレビから流れてくるナレーションと映像に、
とても不自然なものがあった!!!!
事故で動けなくなっていた瀕死のノラ猫を、
獣医が病院に持ち帰り手術し、救った。
そこまではいい。
いいことだと思った。
ただ、その後、
ナレーションは...
ノラ猫なので人を警戒してエサを食べない。
このままではエサを食べずに死んでしまう。
と言うのだ。
そして、ベッキーがそのノラ猫に近づき、
身体をなでて、やさしく声をかける。
やがて、ノラ猫はベッキーに心を開いたように、
その手からエサを食べ始めた。
ベッキーはもちろん、メイン会場のタレントたちは感動の表情を見せる...。
「...。」
メチャクチャな矛盾だ!!!!
ノラ猫が人に対して警戒心が強いのは
あたりまえである!
そのノラ猫の回復を願って、エサを与えてやるのなら、
人の存在から少しでも遠ざけた場所にエサと共に置いてやるのが、
当然の措置だ!!!!
人を警戒してエサを食べないのなら、
人のいない場所を用意してやればいいだけのことだ!!!!
どうしてベッキーの手からエサを与えなければならないのか!?
まして、テレビの撮影ではベッキーだけでなく、
カメラマン、音声担当、ディレクターなど多くのスタッフがそこに居る。
その上、強い照明まで当てられる。
ノラ猫どころか、人に慣れている猫でさえ、
警戒心が強くなり、ストレスが襲う状況だ!!!!
おそらく、最初は誰も居ないところでエサを与えてやったのだろう...。
そして、人に慣れてきた頃合を狙って、
ベッキーの手から食べるように仕向け、
それを撮影したのだろう。
動物とは言え、
命のかかわる現場で、
キレイ事を作りすぎていると感じてならない!
余計な演出は止めるべきだ!