BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

京都市内の蛍

6月になりました…。


いや、もう随分と言うか既に上旬が終わりかけてます。


京都の6月と言えば…



私が連想するのは2つ。



水無月


言わずと知れた京都の和菓子。

こういう習慣は、さすがに京都ですね…。

いいものです…。



そしてもう一つは、





です。


水辺に生息し、美しい光を放つ蛍です。


決してベランダでタバコ吸ってる親父たちではありません。




約7年前。


私は大阪から京都にやってきました。


縁蛸を開業したのが秋でした。


そして厳しい冬が過ぎ…

春を見送り…

初夏を迎えた頃…。



とある常連様から


『蛍スポット』


を聞かされました…。




最初は信じられなかったです。



まさか、京都市内しかも住宅地の中に


蛍スポットが


あるなんて



私の理解からすると


あまりにも不自然なことでした!




ところが実際に見に行くと、


それは私の想像よりも数が多くしかも住宅のすぐ側での風景でした。



何匹かを捕まえ手の中に入れて、その宝石のような光にうっとり…。


昆虫が大嫌いなまっちゃんも蛍は別もの!!!!


手から手へ渡すと、喜んで観察しています。



蛍の光は想像よりもずっと明るい!



子供の頃の記憶はそれを覚えていませんでした…。




手の中にあった光の主は、やがて手の甲をつたい指を登り、

指先に達すると静かな、かすかな羽音を立てて空を舞います…。



そのまま時間が止まっても、悪い気はしません!!!!

そういう過ごし方もいいものです。



ただ単に『美しい』と感じるのもいいですが、


心身を自然と預けることができたら、もっと素晴らしいと思いました…。



今年ももちろん…


楽しみにしています…。





ただし、マナーの悪い人が目立っています。


残念です…。


深夜なのに大声で話していたり、


網を持ってきて、蛍を捕獲していたり…。




風流が理解できないのなら、


そこに居る資格はないと思うこの頃です…。