BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

負けるな『源平茶屋』

鳥取に旅行したとき


摩尼寺という観光名所に行った。


まっちゃんはガイドブックとにらめっこしてた。


そして、その門前に



山菜料理と名物の田楽が楽しめる茶屋



があるとわかり、それを目的にハンドルを切った。


国道9号線をスイスイと走る。

広島でサラリーマンしているときに山陰地方へ出張することが

多かったので、地図を見ないでもOK!


順調なドライブ…。


ただし、摩尼寺なんて知らなかったので少々迷った。

そもそも山寺のあるところなんて、道はわかりにくいのが

よくあることだ…。


まぁでも、やがて目的地に着く。


茶屋は後回し。


まずは摩尼寺へ!


と、言いたいところであったが、

そういう訳にはいかなかったのだ。



それは、駐車場の問題。



駐車場を持っているのは昼食を当て込んでいた茶屋だったのだ。


つまり、茶屋で食事を取れば駐車場が無料で利用できるということ。




じゃ駐車しようと思ったところ…


なんと、その茶屋…


実は…2件あり。


すっごいライバル同士!


2件が客を取り合っているのが


まるわかり!!!!


その名も、


『源平茶屋』

『門脇茶屋』



結構『門脇茶屋』が優勢!


門前のスペースの約2/3を支配している。



私たちの他にバスで団体客が来ていたが、『門脇茶屋』に

誘導されていた。

どうやら、旅行会社などへの営業活動が功を奏しているみたいだ。



そう言えば、道中…


やたらと看板が目立った…


“お食事は門脇茶屋へ”

“門脇茶屋 あと2km”

“山菜料理・田楽 門脇茶屋”

って感じかな?


記憶には『源平茶屋』の看板はない。


兎に角、『門脇茶屋』は広告がすごかった!



そうなると、天邪鬼の2人…

『源平茶屋』を応援したくなる。

名前も『門脇』より『源平』の方が歴史を重ねた感じがする。



と言うことで、無理に変な納得を取り付け、


源平茶屋に入った!!!!


2階の個室(基本的に個室の座敷ばかり)に通され、

出てきた料理は、山菜・蒟蒻・豆腐など、精進料理に近いものばかり。

さすがに、寺の門前にある歴史ある茶屋といったところか…。


正直に言って、好みの食事ではなかったが、

こういうのも旅のエッセンスなので、気持ちよく受け入れる。


その後、寺を見物。


その場を後にしたのだが、帰り道沿いにはやはり

『門脇茶屋』の看板がやたら目立つ。


すごい商魂だ!


ある意味、見習わなければならない…。




やがて国道に戻り、新たなる目的地に向かおうと思ったその時…


山に目を向ければ…


3〜40mくらいに及ぶでっかい看板!


『名物山菜料理』
『門』『脇』『茶』『屋』


まっちゃんと私…ただ唖然とした後、


思わず笑ってしまいました…。



やりすぎやろ〜!!!!



げに恐ろしや…『門脇茶屋』



負けるな『源平茶屋』