BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

走れ!でも無理するな〜

食事中に「ボーノ!」と言いながら、頬に人さし指つき立てているタレ目の男がいたら、

「イタリア人や!」と思うのは、

私だけでしょうか!

実際、見たこと無いですよ...そんなん...

ジローラもがテレビでやってたのは見たけど...でも...。






んで、ここから本題...。


昨日、「さぁ、出勤だ!」とマンションから歩道に出たら、右側から...70歳くらいかな?

必死の形相のおじいさん


が、自転車に乗り目の前を走り過ぎて行くではありませんか!!!!


私、急なことでちょっとびっくりしました。

思わず心の中で...関係もなく、また悪いことしてないのに、


「ご、ごめんなさい...。」

って謝ってしまいましたよ。


おじいさん、怖い顔してましたからねーっ。



そして、その左手には、


ソフトクリーム

しかも

2つ

それも、パッケージに入ってなくて

そのまんまの状態

で持たれていました。

そう、

指にコーンを挟んでね...。


んでもって、注意して見たら、

『ポタポタ』と溶け落ちてるやないの!!!!


特に、この近辺でアイススイーツの有名な店とか聞いたことないけど...。

いったい彼の身に

何があったのだろうか?


ゴールデンウィークだから、孫が帰省していて

「ねぇ、おじいちゃーん。ソフトクリーム食べたいな〜っ!」

なんて言ったかもしれない。



いやいや...もしかしたら...

道端に若い主婦が倒れていて、そのおじいさんが、

「どうしなさったんじゃ?」

と声をかけたところ、若奥さんは...

「子供達にコレを...コレを...。あぁ、私はもうダメです...お、お願いです...

コ、コレを子供達に...うぅ!」

バタッ!(力尽きて倒れる音)

「お、奥さーんっ!」
「よし!わしに任せなさい!」

と言って、人肌脱いだのかもしれない。



い〜やいや...そんなんじゃなくて...

長年連れ添ったおばあさんが、友達のおばあさんと亭主(おじいさん)の自慢話をしているうちに、

「うちのじいさんなんて、○○屋のソフトクリームを自転車で買って来るんだよ。まだまだ若いし、あたしのことを大事にしてくれるもんだから一生懸命走ってソフトクリームが溶ける前に帰って来るんだから...。」

なんて言ってしまって、

それを聞かされた友達のおばあさんが、

「○○屋のソフトクリームを自転車で!!!!????」
「嘘つくんじゃないよ!」
「そんなの無理に決まってるじゃないか!」

と攻撃する。

それを偶然、木の影で聞いていた爺さんが、

「ヨネコ(おばあさんの名前)の言ったことは本当じゃよ。よし今からトネヨ(友達のおばあさん)さんの分も一緒に買ってきてやろうかのぅ。」

なんて言ったのかも知れない。



どちらにしても、そのおじいさんの姿は、

誰かのためのもの

であったことは疑いようのないものでした。




走れおじいさん!

おじいさんは走った!