BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

最強の常連様

シルクハット被って、雨でもないのにコウモリ傘を腕にかけて歩いている紳士を見たら。

イギリス人や!と思うのは、

私だけでしょうか?

はい、3件目で既にネタがつきかけています...。




では、本題。


昨日、久しぶりにご注文いただいたお客様がおられます。

『W』さん。

その娘さん(M子ちゃん)はまだ小学校低学年生なんですが、

何を隠そう...彼女こそが...縁蛸の...


最強の常連様


なんです。



「えっ!自分だと思ってた!」

というあなた!

彼女に比べるとその認識が甘かったと認めざるを得ないでしょう...。




初めてM子ちゃんが縁蛸に来たのは4歳のときでした。

お母さんと妹の3人で自転車に乗ってやって来ました。

焼けた『たこ味焼』を店頭のテーブルですぐにお召し上がりになりました。

その時は、別段何もなかったのですが...。


それからというもの、月に数回同じように来店されるようになりました。

ただ、母と小さな子二人で、2パックのご注文というパターンなんですが、

M子ちゃんが一人で一パックを食べていました。


4歳児が一パックですよ!!!!


(大人の皆さん見習いましょうね!)


M子ちゃんはたいそう『たこ味焼』が気に入ってくれたそうで、他の店のタコヤキは

"OUT OF 眼中!"

(ちょっと古いかな...)

だったそうです。

お母さん曰く、

「この歳にしてタコヤキ評論家になってしまいました。」

と言うほどでした。


こう言っては何ですが...子供って何の先入観もなく、ただ『旨いか不味いか』をストレートに表現するじゃないですか。

ある意味最も恐ろしいグルメなんですよ...。

不味かったら平気で吐いたりしますからね〜。


だから、M子ちゃんや他の小さな子供達に高く評価されるのは、

縁蛸にとって...すごい...

自慢なんです!


話はM子ちゃんに戻って、

ある日、M子ちゃんは風邪にかかり発熱したそうです。

さすがに食欲もなくなり、なかなか元気を取り戻せないM子ちゃん...。

そこにお母さんが、

母: 「アイスクリーム食べる?」
M: 「いらない...。」
母: 「...じゃあ、縁蛸食べる?」
M: 「食べる...。」


そしてM子ちゃんは熱を出しているにもかかわらず、『たこ味焼』を数個食べて元気を取り戻したそうです...。


ど〜です!!!!

発熱している4歳児が、アイスクリームを拒否して、『たこ味焼』を食べたんですよ!!!!


すごいことですよ!!!!


私この話...


一生忘れません!!!!



それから少しして、Wさんご一家はご主人の都合で数年海外に行かれ、最近になって京都に帰ってこられたのでした。

だから久しぶりのご来店だったのです。


数多おられる縁蛸の常連様。

皆様本当にご愛顧ありがとうございます。


しかし、M子ちゃんこそが『常連の中の常連』



最強の常連様!!!!



と言うにふさわしいと思うのであります...。