BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

ありがとう...イカ野郎

いやーっ...結局...

行ってきましたよ!若狭湾への釣り!

直前まで天気予報とにらめっこした結果、朝の9時頃には回復するだろうということで、

雨の中出かけました。



午前6時半に出発。

八瀬・大原を通り途中峠を過ぎ朽木・高島・上中町・若狭町・三方・美浜そして敦賀湾へと向かいます。

あ、そうそう余談ですが、この冬の雪が原因で朽木村で山崩れがあり国道が通れなくなったことご存知ですか?
もう数ヶ月前のことでしたが、未だ復旧はできていません。
迂回路があるので基本的には問題ないのですが...
その国道は山の斜面と川の間にあったのですが、だいたい200mくらいでしょうか?その山のほぼ頂から『ごっそり』と斜面が崩れていました。
正直、素人が見ても、
「こりゃ、手がつけられへんやろ...。」
というくらい大規模な災害でした。
いったい、どういう解決をするんでしょうね〜?


今回の釣り場は敦賀湾に浮かぶ『釣りイカダ』。

民宿が経営しているのですが、ドラム缶や発泡スチロールの浮きの上に板を敷き詰め、流されないように鎖やロープで海上に固定された所に漁船で送り迎えしてもらうというものです。

今回のイカダは16畳くらいの大きさのものが2面繋がれているものでした。

現場に着いて、そこのご主人に、

「最近はどうですか?」

と聞くと...

「あかんねぇ...水温が低くて...。」

が〜ん!!!!

まぁ、でも...波に少々ゆられながらの〜んびり海を眺めて過ごすのも悪くないものです。

ひとりで来ているのなら寂しいですが、まっちゃんと一緒だったので、シャカリキになるつもりもありませんでしたから。


そして...


天気は気持ちよく回復。

雨が止んだら、曇りになると聞いていたのですが、快晴に近い程。

風もほとんどなく、気持ちがよかった!

その上、平日で天気予報が良くなかったためか他には誰もいません。

まっちゃんと2人。

貸しきり状態です!



ただし...

ホンットに釣れません...。

エサもまったく取られません...。

魚の気配すらほとんど感じられません...。


いくら承知していたとは言え、

ここまでとは
思いませんでした...。


唯一、釣れたのが一匹だけ...しかも小さ過ぎて...リールを巻いてみたら、

「あっ釣れてた...。」
という感じ。感動も何もありません...。

しかも、背びれに毒を持っている、釣り人に嫌われている『ハオコゼ』という魚です。



まぁ、そんなでしたが...気持ちのいい天気とのどかな海に囲まれて大筋満足でした。



そして、お昼時。

コンビニで買った弁当を食べていたその時でした。



すぐ目の前、150cmくらいの距離に、


でっかいアオリイカ


が海面スレスレをゆ〜っくりおよいでいるではないですか!!!!

アオリイカは数が多いイカの中でも、

一番美味

という人も多いイカです。

しかも胴体だけでも30cm以上ありましたよ!!!!

かなりの大物です!!!!


私はまっちゃんに

「見張ってろ!!!!」

と指示しました。(見張れというのもよく考えたら変なのですが...)

それと同時に釣り用の網を急いで準備します。

イカダではあまり長い柄の網は用意しませんから、長い柄のものに網を付け換える必要があったのです。

ようやく付け替えたのですが、1分くらいかかってしまいました。

私:「どこにいる?」
ま:「だいぶ離れた!あそこ!」


5m以上ある網ですが、ギリギリ届くかどうかというあたり。

「ふんっ!!!!」

と『パッション屋良』みたいな気合を入れ網をぶち込みました。


が、さすがに逃げられました...。

イカって結構泳ぐの速いんですよ。

小魚を捕まえて食べるくらいですから、当然なんですが...。



さすがに逃がしたことは残念でしたが、おかげでものすごく

盛り上がりました!!!!


アドレナリンが出まくり、まっちゃんも私も少し若返ったと思いますよ。

それに、アオリイカって...目が大きくて、姿もちょっとズングリしてて...何というか...

漫画チックというか...海面スレスレを泳ぐ姿が...妙に...

アホっぽい!!!!

のですよ...。


それがまた可笑しくって、逃がしたものの、すっかり楽しい気分になりました。


ありがとう...イカ野郎


でも次回は逃がさないぞ!

イカダでも長い網を用意しておかなければ...。