桜もそうだけど...
やっとこさ一乗寺付近の桜も開花しましたね。
同じ京都市内でも「かなり遅いなぁ。」って思いました。
ところで、世間では春の訪れの実感はかなり人によって違いがあるようです。
その中で『桜』はもっとも華やかで、関心もダントツで高く、人々の気持ちをおおらかにするような気がします。
「日本人に生まれてよかったなーっ。」
って思えることの一つかも知れませんね。
同じ花でも『梅』という方も多いかと思います。
桜に比べると『梅』で春を感じる人は、なんとなく『通っぽい』気がするのは私だけでしょうか?住処の近所に梅林なんかあったら当然でしょうけどね...。
ただ、春を『少しでも早く感じたい』と心待ちにしている人には『梅』を恋しく思うでしょう。断然、『梅』の咲く頃は桜に比べて早いですからね。
せっかちな感じもしますが、たとえ寒くても春を認識することで寒い冬を
「あともう少しで暖かくなる...。」
と健気に願っている気持ちがそうさせているのではないかと思います。
それと、やっぱり食べ物でしょうか?
『ふきのとう』『菜の花』魚で代表的な『メバル』など『膳の上』で感じることを喜ぶ人も多いかと思います。
まぁ、縁蛸には季節感を出す料理が無く、助かってますが...残念な気もします...。
それで私はというと、
実は『ツバメ』なんです。
これも桜同様、そんなに早くないのですが、休む暇も無く一生懸命、空間を切り裂くように飛ぶ姿が目に映ると、
「間違いなく春がきたんだな〜っ...。」
って感じます。
そういえば、世間では『春告鳥』は『鶯』のことを言いますね。
どうして私は『ツバメ』になったんだろうか...?
多分、ひな鳥の存在でしょうね。
自分の目で実際にツバメ以外のひな鳥って見ることが無いでしょ!
一生懸命に空を翔る親鳥と、賑やかな雛。
その強さ健気さには
『春の恩恵』が不可欠だからではないでしょうか...。