鼻にティッシュ
私ことマスター@縁蛸はかなり年季の入った『花粉症』です。
もうかれこれ18年前から...。これ読んでる中にはまだ生まれてない人もいるかも...。特別症状が酷い方ではないですが、やはりこの季節は呼吸や睡眠に支障があります。
特に私の場合、別のアレルギー性鼻炎があったようで(ひょっとするとそれも花粉症だったかもしれませんが)、突発的に激しいクシャミを連発することばたまにありました。
車の運転中に出ると非常に危険です。前見てられなくなりますからね。もし私が原因のはっきりしない自動車事故で死んだら、恐らくそれが原因と思ってまちがいないでしょう。
さて、今回の内容に戻りますが、あれは2年前のこと...。
今日と同じように、一人で店にいたときのことでした...
その日は暇でした。ものすっごく暇な日だったんです。かれこれ2時間近くお客様だ来なかったんです。
「まぁこんな日もあるよ。」って感じでのんびりしていたのです。
そうしていると、鼻がムズムズしたと思ったら次の瞬間、私は4・5回連続して大きなクシャミをしたんです。
鼻水が出て、目は充血しました。すぐさまティッシュをとり鼻をかんだのですが...
鼻をかんだときって、また新たなクシャミを誘発しませんか?
私だけかもしれませんが、肺の空気がほとんど排出されると横隔膜が刺激されるみたいで、
- クシャミをする
- 鼻水が出る
- 鼻をかむ
- クシャミをする
といった悪循環が発生するんです。
そうしていると、血が頭に上ったのか?または、鼻の粘膜が傷ついたのか?
鼻血が出ることがあるんですよ。
そうしたら当然、誰だって鼻血を止めますよね。
そして古典的ですが、最も有効な方法が、
ティッシュ丸めて鼻をふさぐ!
という方法です。
窓口からは見えない場所で、もちろん私もそのやり方でティッシュをクルクル、アンド、鼻にグッと押し込んだその時、
お客様が窓口に現われたのですよ!!!!!
「何で!?」
「今まで2時間くらい一人も来なかったのに...。」
「しかも何で?今このタイミングで?10分後とかじゃなくて...。」
いくら私でも鼻にティッシュ詰めたままお客様に顔は出せません。
かといって鼻血垂れ流して接客もできまっせん!
できるだけ音を立てないで鼻をすすりながら、一生懸命接客しました。
でもそんな時に限って、初めておいでになったお客様で、しかもメニューの上から順番に、
「これはどういったものですか?」と質問されます。
喉に血の流れる感触が生々しく伝わってきます。気持ち悪いです。顔は営業スマイルたっぷりです。でも目が充血してるし、それでなくても鼻声の上、喉に流れる血の影響でめちゃくちゃな声です。
それでもやっと注文をいただき、『たこ味焼』を焼き始め、隙を見つけては鼻血を処理してやっとの思いで、お客様にお届けしました。
その後、1時間くらいお客様はおいでになりませんでした...。
昔々、坂本九という人気歌手&タレントが歌った歌詞に、
「この世で一番大切なものは素敵なタイミング〜♪」
ってありましたよ...。
素敵どころか...
「最悪ですやん!!!!」
「お店で一番最悪なものは鼻血のタイミング〜♪」