ベッドが欲しい -2
予算1500円のベッド。
それは手作りならぬ...
『手並べ』
っと言っていいものでした。
タネは簡単。
瓶ビールのケースを上下逆さにして、
ロープで縛るだけ。
実にシンプル。
早速、近所の酒屋に向かいます。
当時ビールケースは100円。
酒屋のオヤジに話をつけて、
1500円で15ケースを購入。
アサヒかキリンかは忘れましたが、
なるべく汚れていないものをチョイス。
それをアパートまで運びます。
しかし酒屋の倉庫からアパートまでは、
約500mくらいだったかな?
当時のマスターEの相棒は、
スクーターバイクの元祖でした。
『D』はその文字通り『デラックス』。
燃料計とオイル切れランプが付いただけで...
『デラックス』
凄まじい仕様でした...。
まあ、とにかくそのパッソルDで運びます。
スクーターの足場と前にあったカゴ。
同時に運べるのは3ケース。
5往復してやっと運搬終了。
それさえ終われば、
あとは簡単。
ビニール紐で並べながら結合していきます。
10分くらいで終了。
その上に薄っぺらなマットを敷き、
布団を敷く。
完成しましたっ!!!!
安定度・強度抜群。
通気性も問題なし。
製作時間は材料調達を入れても1時間弱。
嬉しくって真昼間なのに、
早速睡眠しましたーっ!!!!
かくしてマスターEは、
ベッドを手に入れたのでした。
めでたしめでたし。
ただ、ベッドしたスペースはスッキリしていないため、
大きなものを収納することは出来ず、
掃除もしにくい...。
やっぱりちょっと難義だったかな...。
でも、
手作りの楽しさがいっぱいの、
素晴らしいベッドでした...。
今となっては楽しい思い出でした。