イカショックリベンジ - 5
うっしゃぁ〜っ!!!!
着いたどぉ〜っ!!!!
時間もピッタシ。
空の明るさも丁度いい感じ。
これほど理想的に現場に到着するのも珍しい。
何より今回は...
イカ野郎共がいないぃーっ!!!!
(いや...いい人なら、いい場合もあるんですが...)
『筏』渡しは有料ですが...
やはり金の力は...
絶大じゃーっ!!!!
ふヒォロえはぁぁぁぁぁぁ〜っ!!!!
さてさて、
マスターE、
早速準備です。
荷物を桟橋に揃え、
筏の経営者に料金を支払います。
そこで、その人に質問。
「スズキはどうですか?」
すると、
「うん。まあまあ来とるよ。ちょっと上(海水面下の深さのこと)の方が、大きいみたいやな。」
「釣れる時間は?」
「潮にもよるけど、やっぱり早い方がええな。昨日の人は7時くらいに内側(筏が2つあるので)で釣ってたわ。」
ここの経営者兼船頭さん。
めっちゃ気さくで感じがいい人。
何を聞いてもちゃんと教えてくれます。
それにひきかえ...
釣エサ(道具)屋のオッサン...。
見習わんかいーっ!!!!
そして船に乗り込みます。
そこにはマスターE以外に3人の釣り客がいました。
比較的若い(20代)の男性1人と、
60台後半らしい男性2人連れでした。
先程も書いたように、
筏は2つあります。
マスターEとご年配のお2人は同じ筏。
若い男性は単独でもう一つの筏に席を取りました。
静かに1人で釣りをするのもいいと思いますが、
実はマスターEは考えていたのです。
つまり、わざと多い人数で乗り合わせるようにしたのです。
その理由は簡単なことです。
今回のターゲット『スズキ』。
活きた小さなエビをエサにするのですが、
そのエビを撒きながら、
つまり撒き餌をしながら釣るのです。
そしてこのエビ...。
当然安いものではありません。
でも、
いっぱい撒いた方が効果は絶大っ!
故に...
1人より3人が撒いている場所の方が、
釣れる可能性が上がるわけなんです。
幸いご年配のお2人。
とっても感じのいい方。
真面目で優しいお人柄が伝わります。
聞けば、木曜日ばかり、
ここ何週間か通い詰めということらしいです。
しかし、残念ながらまだ釣れてないのだとか...。
毎回のように人の釣っているのを、
羨ましくおもっているそうです...。
さあ、どうなるか?
皆で釣れるといいな〜っ...。
準備も整い、
いよいよ釣りが始まりました...。
つづく...