器
マスターEが広島にいた頃。
そう、もう10年くらい前のこと。
機械メーカーの営業マンで、
テリトリーは広島市内と山陰(島根・鳥取)を担当していました。
自社開発製品が圧倒的に多いものの、
ドイツのメーカーとも提携し、
その製品も販売していましたが...
特殊で高額なその機械は滅多に売れることはありません。
しかし、たまたまマスターEが担当している某大手企業の工場で、
採用が決定したのです。
支店の上司も大喜び。
ドイツ企業との提携を推進した役員達もご満悦。
会社内でも大きな評価となりました。
ところで...
それは、工場のラインで重要な働きをする機械。
値段もさることながら、
ドイツで作って船で運ばれるため、
納期もなかなかのもの。
注文いただいてから、
3ヶ月くらいの日数が必要でした。
客先と本社の貿易部と打ち合わせを重ね、
納入日を決定!
晴れて販売契約が...
成立したのでありましたっ!!!!
そして約2ヵ月後...
あと1ヶ月程で納入という頃...
本社貿易部から緊急連絡がありました...。
その内容は...
とても信じることができない...
『%$#¥@W』
っなものでしたっ!!!!
つづく...