イベント顛末−6
第5話の終わりになって、
やっと出発
したこのシリーズ。
しかし、まだまだイベント会場には着きまっせん!
さて、何があったのでしょうか!
バイトのSちゃんを乗せ、
丹波へ向かう3人。
日曜の午前6時半。
北大路通りを西に走る車は、
ほとんどありませんでした。
しかし、ただ1台だけが、
信号待ちしている我らの車の横に並びました。
白い軽自動車。
水垢に汚れた古い型。
一目見て大事にされてないことがわかります。
そして乗っていたのは、
若い男が一人。
誰もが一目見て、
一般社会人でないその姿...
坊さんでした...。
そして何よりも違和感を感じたもの...
ソレは...荷物...
何と...
(そとば = 死者の冥福を祈るためお墓に立てるもの)
それが何本か、
車の助手席とドアに挟み込むように、
無造作に積まれていましたっ!
しかも、
布や紙、ビニールなどに包まれてもいません。
ひっでぇ〜っ!!!!
っと思いましたね...。
そしてもっと驚いたこと...
それは...
信号待ちの間に、
その坊主が、
タバコに火をつけたことっ!!!!
「...。」
って言うか...
「別に坊さんでもタバコ吸うやろっ!」
ってのは理解してるのですが、
小さな車の中、
その空間内に、
卒塔婆があるのに...
タバコの煙で充満させてもええんかーっ!!!!
っと言いたいわけです。
しかも...その...
なんて言うか...
火のつけ方が...
スマートな雰囲気じゃなくて...
ものごっつう...
ヤンキーっぽい仕草だったんですわーっ!!!!
いやぁもう...
見事なくらい『悪ガキ』って感じが出ていました。
運転自体もちょっとイケイケ気味で、
先はどうなるか別として、
現段階では精神修行が...
まったくできてないレベルやないですかねぇ〜っ!!!!
まあ別に...
ど〜でもいい話しですが...。
坊さんだから、
『人格者』
ってことは
幻想ですからっ!!!!
それにしても、
バチ当たりな坊主でした...。
まっちゃんからは見えなかったようですが、
マスターEとSちゃんは2人して...
なんじゃアレは〜っ!!!!
っと盛り上がっていました。
そこで命名っ!
その坊主を...
卒塔婆坊主
ということにしました。
まったく...
卒塔婆が触れる煙なんてものは...
線香だけにしてほしいもんですっ!!!!
まだ結構つづく...。