ワタリガニィーッ
ワタリガニィーッ
なんか知らんけど...
むしょ〜に...
食いてーっ!!!!
んぁぁぁぁぁぁぁーっ!!!!
ワタリガニィーッ
実はワタリガニには、
『思ひ出』
があります。
マスターＥ、
まだ２１歳でした...。
暑い夏のこと...。
その頃、マスターＥは、
石川県羽咋市にいました。
そこには『千里浜なぎさドライブウェイ』と呼ばれる、
砂浜を車で(観光バスも)走れるスポットがあります。
http://www.pref.ishikawa.jp/miryoku/miryoku3.html
その少し北、ドライブウェイが切れた辺りの小さな漁港(？)があり、
付近に宿を取ったマスターＥは、
そこで沈む夕陽を見ようと思い、
ゆったりとした時間を過ごしていました...。
海のほうをふと見ると、
岸から３０ｍくらい大きな岩が並べて置かれています。
結構平らに置かれているので、
簡単に歩いていけるのです。
(漁港にはよくある風景ですが...)
まだ、陽が沈む前なので、
足元も心配ありません。
マスターＥはそこに進みます。
歩いていると、
なにやら海の中に動くものが見えます。
海草の間を出たり入ったり...
んっ...何かな...？
ウオッ!!!!
ワタリガニィーッ!!!!
甲羅の幅は１５ｃｍにも満たない大きさですが、
そこにはワタリガニがわんさかっ！
こうなるとマスターＥ。
黙って見過ごすわけにはまいりませんっ!!!!
車に積んでいた釣り道具から、
針と糸を取り出し、
その辺にあった棒切れに結び、
エサになるのは岩に着いている貝。
石で割ってその身を針にセット。
さっそくカニの前に落としてみると...。
ハサミでつかんで口元に運び食べ始めました。
「うっしゃーっ!!!!」
コレはいける...。
棒を持ち上げると、
カニは海面まで上がってきます。
がっ、
それ以上はダメです。
釣り上げることは無理。
だからそれをすくう網があればＯＫです。
残念ながら網は持ってなかったのですが...。
特に急ぐ旅ではなかったので、
次の日に網を用意して仕切り直しです。
今思えば、自由な時間がたっぷりあったのですね〜っ。
そして次の日の夕方。
目論見どおりワタリガニがあっちこっちに出没。
棒と針と糸、
それと網。
いともアッサリとワタリガニが獲れます。
約一時間で、その数...
２２ハイッ!!!!
大漁でんがな〜っ!!!!
そして次の日...
付近のホームセンターで、
直径４０ｃｍのデカイアルミ鍋と、
固形燃料を購入。
国民休暇村で水を調達し、
塩分は海水を適当に混ぜて、
さあっ！
ワタリガニの浜茹で
開始ぃ〜っ!!!!
場所はもちろん
『千里浜なぎさドライブウェイ』
そしてワタリガニは茹で上がりました。
熱々をそのまま、
ガリッ！
パリッ！
グシャ！
バリッ！
そんでもって、
ガブッ！
ツルッ！
ペロッ！
ごっくん！
んまぁ〜いっ!!!!
もう甘くって...
そして、
ミソが...
濃厚で...。
幸せでしたーっ!!!!
もう、最後の方は、
ミソしか食べなかったです...。
獲るのも楽しい...。
食べるのは幸せ...。
ええ思ひ出やーっ!!!!
あぁっ！やっぱり...。
ワタリガニィーッ
アレッ！
これ前にも書いたかも...。
そうなら...
許してちょんまげっ!!!!
