BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

海藤花

皆さんは、


『海藤花』


って知ってますか?










知っていたら大したもの...


タコの卵のことです。





岩穴のような所に生みつけられたタコの卵は、


まるで暖簾のように岩の天井から何本も


ぶら下がった状態で孵化を待ちます。





その姿が藤の花のように見えるため、



海の藤の花


縮めて、




『海藤花』





と呼ばれています。














しかしその卵も、


タコの体内にあるうちは、




薄い膜の中に入っていて、まるで、



黄色い水風船。



のようになっています。











マダコの場合は、


その個体差や成熟度で大きさは様々ですが、



大きいものだと




テニスボールくらいのものもあります。






























実はマスターE...


仕込み作業のメインである、



塩モミ


その前段階でタコの内臓を取る作業で、
(スミ抜きと言う)



もう...



今までいくつか見当もつかないほど、



その卵を捨ててきました。

「もったいないかも...。」








と思うものの、


特に食材として価値が無いと、


インプットされていたので、



ずっと捨ててきたのですが...。















地方やその付近の店によっては、



珍味扱いっ!!!!


されているようです。





















本当は、以前に...



「何とか料理できないかな?」

とチャレンジしたこともあったのですが、



極めて外側の薄皮がデリケートなため、



うまく卵だけを切り離すことに失敗し、




結局何もしなかったのです...。












んがっ!!!!














ひょっとして...










面白い...








料理ができるかも...



















何て思えるようになったので、
(何か知らんけど、急にそう思ったのじゃっ!)















やってみま〜すっ!!!!














美味しいものができたら、



また報告いたしますねっ!











さあ、研究...研究...。