高校講座

マスターＥは仕事柄、

深夜放送には詳しいです。

じっくり見ているわけではないものの、

やはりテレビがついている方が、

店内が寂しくなくていいのです。

しかしながら、

どうしても好みの番組がないとき。

いやいや...

民放で見たくない番組ばかりの場合は、

ＮＨＫ教育テレビを選局することがありますっ！

高校生の時勉強嫌いだったマスターＥですが、

なぜだか...

『高校講座○○』

というもを、

何となく興味深く見てしまいます。

とは言っても、興味があるのは、

理科系と歴史系

勉強と言うより、

好奇心で見てしまいますっ！

そして、何度か見ていると、

そこに出演しているスタッフを覚えていたりします。

んでっ、勝手に人物像を想像したりします。

『日本史』の聞き手は...

一見八方美人だけど、男性に尽くすタイプで嫉妬深い。

とか、

『生物』の女子高校生は...

おちゃらけて明るく振舞っているけど、実はすごく人の目を気にしている。

っと言う具合...。

とにかく内容もさることながら、

自分勝手にいろいろな見かたを楽しんでいます。

ところで、

以前、思わず笑っちゃったことがありました。

『物理』の番組でのこと。

東京都内の工業高校の教師が講師をつとめていました。

出演している生徒役は２人。

まあまあ整った顔立ちの男子高校生が一人と、

育ちの良さそうなお嬢様タイプで、

いわゆる『萌え』

タイプの女子高生。

さて、理科には実験がつきもの。

その回の放送では、スタジオを離れ、

講師の勤める工業高校に場所を移し、

その学校の理科部の男子部員３人を交えて実験を行うことになっていました。

ここでよく考えてみよう...。

工業高校...

しかも理科部...

３人の男子学生は皆、

オタク系ばかりっ!

普段、生身の女の子と話す事など...

あ〜る　わ〜け　な〜い

ちゅうねーんっ!!!!

そんなところへ『萌え系』の女子高生っ！

ありえへんくらいに...

テンション上がってたはずですっ!!!!

そして、番組は淡々と進行します。

んでっ。

その実験と言えば、

とある現象について、

• 結果の予想を立てる
• 実験しその数値を計測する
• 結果と予想を比べる

というもの。

それを５人の高校生、

２つのグループに分けて行います。

なるほど、なるほど...。

実に大切なプロセス。

まさに理科系の学問に必要なもので、

文句のつけようがありません。

ですが...

一つだけ無常を感じる事がありました。

それは...。

グループ分け

先程。５人を２つのグループに分けると書きました。

仮にソレをそれぞれ

• グループＡ
• グループＢ

としましょう。

さて...どのように分けられたのでしょう...？

こうでした...。

• グループＡ　番組出演者２人

• グループＢ　工業高校理科部の３人

「...。」

嗚呼！無常！

理科部３人が...

あんまりにも可愛そうです〜っ!!!!

せっかく『萌え系』の女の子がいるのに、

こんな時くらい...

一緒に実験させてあげたら...

ええやんか〜っ!!!!

彼ら３人にとっては...

高校３年間で唯一...カワイイ女子高生と...

自然に話すことのできる...

チャンスだったかもしれなかったのですーっ!!!!

不憫ですっ...。

不憫...。

不憫すぎますぅ〜っ!!!!

2006-03-26 のブログ。

『ダンゴ虫は不憫(ふびん)だ』

より不憫かもしれません...。

この上は理科部３人衆よ...！

煩悩を捨てて...

学問に励みなはれーっ!!!!

試練やったんじゃーっ!!!!