BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

別れは突然−3

さてさて...


まっちゃん&マスターEがドライブ中に遭遇した、




厄介なトラブルッ!!!!




その正体とは...。


























クランクシャフトに直接つながっているファンが、


接合部の磨耗により、




回らないーっ!!!!





と言うことです。














修理方法は唯一つ...。




クランクシャフトの交換ですっ!!!!








「...。」












「ぎょへーっ!!!!」

































女性には特にわかりにくいと思いますから、


ちょっと解説...










クランクシャフトってのは、


車のエンジンが動いて、



回転する芯そのものです。



なんやかんや言っても、結局はエンジンは電気モーターと一緒で、



一本の金属の棒があって、




それを回転させるためにあるわけです。




その回転する棒に歯車なんぞがついていて、


それがタイヤを回す歯車に噛み合い、


車は動くわけです。








そこで...


「なんでその棒に "ファン" がついてるの?」


ってことですが、


動いている間、当然エンジンは高温になります。


当たり前ですが、高温になりすぎると、




危険なんですっ!




そこでほとんどの車のエンジンは水冷という手法をとっています。


エンジン内に水を循環させてエンジンを冷却させます。



ただ、エアコンの室外機と同じように、


エンジン本体から少し離れた場所で、


循環中の水に風を当てて、


その『水そのもの』を冷ますことも同時に行うのです。


その役割をラジエーターという装置が担っています。





エアコンの室外機にもファンがありますよね。


それと同じようにエンジンにもファンがあって、


ラジエーターに効率よく風を当てるのです。




んで、室外機なら電気モーターでファンを回しますが、


車の場合、


クランクシャフトはタイヤを回す動力という、


主な役割だけでなく、


同時にファンを回している


ということなんです。


(まあ、せっかく回ってるわけですからね。)









つまり、マスターEの車は、


そのクランクシャフトとファンの接合部が壊れてしまい、


ファンが回らなくなったので、



エンジンが冷却されなくなっていた


と言うことなんです。









ところで、このクランクシャフト。


先程は『棒』と書きましたが、


実物はかなり複雑な形状。


しかもエンジンの動力の中心ですから、


重くてしっかりとしたもの。



そのへんの鉄パイプのようなものとは、



訳が違いますっ!!!!






だから当然、





部品としての価格も高額っ!





エンジンを分解して作業をするため、





修理代も高額っ!







だから...



「ぎょへーっ!!!!」


なわけです...。































女性の皆さん。



ご理解いただけたでしょうか?


























あともう一つ困ったことが...


そう、タイヤのパンクやバッテリーの交換と違い、





直ぐに修理できるものでもありません。




ディーラーさんにしても、


はっきりした修理代は月曜日以降に


メーカーに聞かないとわからないそうです。












ですから、まっちゃん&マスターE...




その場に車を預けて、



トボトボと帰るしかありません...。





結局、買い物もせず、



泉南のJR熊取駅にタクシーで行き、



電車で帰りました...。













帰ればもう夕方...。










今まで普通にあった、


まっちゃん&マスターEの愛車はありません。












車社会にどっぷり浸かっていた2人...。











なんか寂しーっ!!!!














次回、最終話です。



つづく...。