BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

パッケージ

もう既にご存知の方もおられるでしょう。



『たこ味焼』のパッケージングについて、


変化があったことを...。





そのきっかけは一ヶ月程前のこと。


あるお客様からメールをいただきました。


要約すると、

発泡スチロールのパックが『たこ味焼』の熱で変形している。
不安です...。


という感じです。





実はこの問題は開店当初からあったのですが、


なかなか解決できないでいたのです。





現在使用中のパッケージ、


実は2代目なんです。



数年前もあるお客様(主婦)から、


「溶けているのが気持ち悪い...。」


と言われていたのです。




正直な話、発泡スチロール製のパッケージは、


  • 価格も安く
  • 保温性に優れ
  • 取り扱いも便利

とお店にとってはこの上ない材料だったのです。


特に縁蛸の場合は『保温性』が重要で、この点については


他のどのパッケージよりも発泡スチロール製のものがいいのです。


だから、経済性や利便性もさることながら、


保温性を重視した結果、



他の素材に変更することができなかったのです。






ただし、私も気になってはいたので、


機会がある度、店舗用品店などで代わりになるパッケージを探していました。


そうこうしているうちに、現在使っているものを探し当てたのです。



以前に使っていたものよりも、

  • 丈夫で
  • 熱に強い


というものでした。


ただ、値段は上りましたし、


取り扱いの店も京都市内には1件だけでした。


1件だけなので、値引き交渉も不利です。



でも、これである程度『変形(溶解)問題』が改善されると思い、


「よかった。よかった。」


と思っていました。




が...




それでも...まだまだ...


だったんですね...。


『たこ味焼』は...



それほど熱すぎるものなんですね...。






何はともあれ、


美味しいのにパッケージが良くないので買わない

なんてことを、



放っておけません!!!!



で、今回は、もっと覚悟を決めて...



改善いたしました!!!!







現行のパッケージに



紙ナプキンを敷き、


さらにその上に



杉の薄板(ペラペラ状)を敷きました。






『たこ味焼』と直接接する部分は自然素材である木、


そしてその下に紙ナプキンを敷くことで、蒸気から発生した


水滴を吸収させるのです。




本来、焼立てを食べていただくのがベストですが、少々時間が経過しても



水滴で『べチャべチャ』になることがなくなりました。






ここで、反省です...。


本来もっと早くすべきだったのです。



経済性・合理性などいろいろな理由をつけていましたが、


少々手間が増えても、お客様に美味しいものを提供するために、


努力を怠っていたことに変わりはありません...。




皆様、申し訳ございませんでした。