BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

パンティーちゃん

「おいおい! おっさん! 何? そのタイトル?

いきなり、タイトルで 『パンティー』って、何なん...!?」というご意見のお方...。

ご尤もでございます。



しかしながら、別に私が女性の下着に強い執着を持っている、つまり『下着フェチ』でないことを、最初におことわり申し上げておきます。



以前に書いたかもしれませんが、3年半〜1年前までは自宅のお風呂が気に入らなかったので銭湯に行ってました。
閉店後に行くため深夜2時〜3時が中心で、ちょっと時間は辛かったものの自宅では味わえない大きな浴槽は気持ちのいいものでした。

左京区の銭湯はだいたい午前0時に終わってしまう銭湯が多く、とても縁蛸が閉店してからは間に合いません。
ですが何故だか北区には午前3時まで営業しているところが3軒ありました。

一軒くらい左京にも分けて欲しかったですね...。

さすがにそういう時間ですから満員ということは滅多にありませんが、いつも同じ人が同じ時間帯に来ていましたね。

昔は銭湯が地域のコミュニケーションの場になっていたことがうなずけます。

まっちゃんなんか、『お近づきになりたくないタイプ』のおばちゃんに長い時間話しかけられて困っていました。

だから3軒あるのが救いで、そのおばちゃんが来ない銭湯に行くようにもなりました。

昔ながらのコミュニケーションの場というのも、いいことばかりでだとは言えないですね...。




さてさて、本題の『パンティーちゃん』です。

その日はお客が少なく、ゆったりと湯を堪能した後、脱衣場で扇風機を独占し火照った体をさらしていました。

脱衣場は私の他には一人しかいませんでした。

当然ながらそんな場所では他人のことジロジロ見たりしません。

が!、そこに居るのは透明人間ではないですから、見る気がなくともチラチラ視界に入ってきます。

そこにいた私以外のもう一人は、鏡に向かい、ドライヤーで髪を乾かしていました。

何度も言いますが、決してジロジロ見てはいません。

自然に視界の中にその人が入ります...そうしているうちに...



何か...おかしい...。

いったい...何だろう...。


「うおぉっ!!!!」(心の中です)



そこにあったのは(身に着けている状態のものです)



パンティーじゃないですか!!!!

トランクスでもブリーフでもなく、そのお人は、


パンティーを穿いておられました!!!!


しかも、レモン色に近い黄色ベースに小さなオレンジ色の模様がたくさんちりばめられている、それはもう...

とってもかわいいタイプのパンティーでした!!!!

セシール千趣会で売ってるレースがたっぷりあるものとは明らかに違うものです。


興味本位でその男性を、そこはかとなく観察してみると、

  • 身長160cmくらい
  • サラサラのブラウン色の髪
  • 色白
  • 筋肉は最小限
  • 肩幅狭く
  • 腰は細く
  • すらりとした脚

正直ちょっと『ドキッ』としましたよ。
その後姿の肢体は、

かなりイケテル女の子ですよ...。
色っぽかったっす...。


残念ながら、顔と胸と、それと前(何かはご想像に任せます)を見ることはできませんでしたが、とにかくびっくりしました。

「男風呂に入っていたということは、手術はしてないんだろうな...。」

「頑張ってお金貯めてるのかな...?」

「いや、待てよ! 趣味かも知れんな!」

なんて考えながら、そそくさと服を着て脱衣場を出ました。

私は心の中で彼のことを

『パンティーちゃん』と命名しました!



でも、どっちにしても、

「銭湯に来た時くらい、我慢してトランクスにせんかい!!!!」
と思うのでした。