BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

耐えたタコ

いったい...


今まで何ハイ蛸を塩揉みしたのでしょう...?






数千?



いや...




万単位でしょうね?













とにかく長年のことなので、





相当数の蛸を皆様にご提供したことは確かです。






























ところで、その蛸。








調理(処理)していると、



まずまずの確立でこういうものがあります...。


















茹でた後ですが、わかりますでしょうか?



見ての通り足(腕)が途中でなくなっています。








スッキリ切れているので分かり難いかもかもしれませんが、



これ、マスターEが切ったわけではありません。



最初からこうなっていたのです。






























では、どうしてでしょう...?





























それには大きく分けて2通りのことが考えられます。







まず第一は、



蛸が自分で自分の足を食べちゃう






詳しいことはわかっていないらしいですが、



蛸はストレスを感じると、自分の足を食べるそうです。

























そして第2。



ウツボに食いちぎられた







ご存知の方もおられると思いますが、



蛸の天敵はウツボ









極々稀に蛸がウツボを撃退することもあるそうですが、



基本的にはウツボにやられ放題。








ウツボに遭遇した蛸は岩の隙間などに逃げ込みますが、


隠れきれない部分を一方的に食いちぎられてしまいます。







蛸はただ、


その攻撃が終わるのを待つだけで、


その際...



頭と胴体の部分を守るために、



吸盤を外に向け丸まった形になります。






ちょうどタコを茹でたときの姿と同じですね。







だから、吸盤がゴッソリなくなっているタコも時々見られます。
































さて、ではもう一度写真を見てみますと...








今回のタコは、



『自分で食べた』


の方かもしれませんねっ!
































でも、もし...




吸盤がいくつかなくなっているタコを手にした時は...。





















あっ...こいつ...静かな海の底で...


メッチャ怖いウツボに襲われて...


誰の助けも無い状況で...


一生懸命に耐えてたんやなぁ...。










なんて考えることがあります...。



































でも、そんなん関係なく、




結局調理するんですけどねっ!































ウツボは怖いけど...




人間に比べたら可愛いもんかも知れませんね...。