BROGLD MASTER 伊勢屋の非大人的アレコレ

おそらく、読んだ人の役には立たない内容ばかりです。

オーラ写真

これは16年前...


マスターEが福岡にいた頃のことです。







その日はまっちゃんが京都から遊びに来ていました。


日曜日でした。








もともと福岡の博多湾沿いの港湾施設は、


船舶や港湾関係者の行く所だけでした。





しかし、マスターEが住んでいたまさにその頃。


商業施設やレストラン街を寂しくなった港付近に建設し、


若者で賑わうスペースとして、




『ベイサイドプレイス』

なるものが完成しました。







大阪の天保山、ATCや神戸のメリケンパーク、モザイク


のようなものです。













さて、その『ベイサイドプレイス』。


車がありさえすれば比較的市内中心部からも行きやすいところ。




なので、マスターEも何度か訪れました。




だから、もちろん、





まっちゃんとも行きましたっ!

















でっ!




ぶらぶら歩いていると...




まっちゃんが何かを見つけて、



興味津々







何かと思えば、










『あなたのオーラを撮影しませんかっ!』




って特殊な撮影機。




ひらたく言えば、






単なる怪しい写真撮影



です...。

















値段は当時で2500円。





当時博多ラーメンは非常に安く、一杯が300円。
8人で食べてもお釣りがきます。












もちろんマスターEは、



そんなもんに2500円払うのはアホらしいっ!




っと思いますが...















まっちゃんは既に、


やるき満々っ!!!!










そこには、いくつかサンプル写真が掲示され、


『この色のオーラはあーだこーだ』

っといい加減な説明があります。







まっちゃんはとうとう...言い出します...。





「私も撮りたぁ〜いっ!」

















本心、マスターEは...



そんな何も根拠がハッキリせん、騙しみたいなもんを「やりたい!」って言うなっ!!!!

しかも2500円もするし...。

って言いたかったのですが...









せっかくの遠距離恋愛中の久し振りの時間...



その貴重なデートを...



ケンカして嫌な気持ちになりたくなかったので、



『グッ』っと感情を押し殺していました。



















んでっ...。





まっちゃんは写真をとることに...。















やがてポラロイドのような、





イージーな写真が出来上がりましたっ!











出来上がったらスタッフから、



オーラの診断(説明)が始まります。









確かに写真を見れば、


まっちゃんの身体の外には...




赤いモヤモヤとした光が見えます...。










それを指差しながらそのスタッフ(おばちゃんです)...









「赤いオーラは疲れている時に出てきます。あなた疲れていますね。」




とのこと...。














































たったそれだけ...。




















































季節は確か初夏。



京都から博多に遊びに来ているまっちゃん。



土曜やってきて...遊んで...



一泊して...



暑い中、日曜日にこんな人ごみの中で歩いて...

































「...。」

































疲れてんのんは...







当たり前じゃぁぁぁぁぁぁぁ〜っ!!!!



















2500円出して...








「あなた疲れてますね。」







って...

















あほかーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





















まっちゃんも、



あまりにも救いようがないその結果に...





凹んでいました...。






































その後、まっちゃんは...









そういう類のもので...









マスターEの言うことを...






















素直に聞くようになりましたとさ...。















・・・完・・・