レベルの低い嘘

メッチャ腹立つことを思い出しました。

それは広島に住んでいる時のこと...。

マスターＥは深夜の１２時頃に車で出かけました。

広島湾に浮かぶ島で夜通し釣りです。

呉市から橋で渡れるその島には何度か行ったことがありました。

季節は初冬。

寒い夜でした。

国道沿いを東に向かい、

広島市内のとあるコンビニで買い物をします。

パンや弁当、飲料物。

島の波止場には食べ物は売っていません。

まして深夜ですから。

欲しいもの・必要なものをいくつか手に取り、

「こんなものかな？」

と思っていたら、

ソレはやってきましたっ!!!!

しかも経験したことのない速さでっ!!!!

『ソレ』とは...

腹痛

『腹痛』なんて綺麗な言い方してますが、

端的に言うと、

『下痢』

でんがな〜っ!!!!

マスターＥ...

急には動けません。

即座に内股になり、

息は吸ったまま停止。

手に持っていたものは総て近くの棚に一先ず置きます。

そのまま多少呼吸は回復したものの、

数分間は動けないまま...。

大腸の反逆を、

お尻の筋肉が何とか抑えていました。

そして大腸の反逆が少し弱ったところで、

内股のマスターＥは

ゆっくりと動き出しましたっ!!!!

目的地はコンビニのカウンター

やっとの思いでそこへ辿り着いたマスターＥは、

カウンター内にいた５０代と思われる女性に言いました。

「トイレ貸していただけないでしょうかっ！？」

実を言うと...

マスターＥは、勇気を出してお願いしたのです。

当時はコンビニがお客にトイレを貸すというサービスは確立してなくて、

防犯上の理由から、

断られても仕方ない...！

と思っていたからです。

しかし...しかし...

しかーしっ!!!!

気を緩めると、

コンビニの店内が地獄絵図になってしまうかもしれない、

鬼気迫ったシチュエーショ〜ンッ!!!!

一縷の望みをかけて...

マスターＥは訴えたのです。

ところがそのオバハンっ!!!!
(すでに『女性』から『オバハン』)

何と言ったと思いますかっ????????

「今トイレ故障していて使えないんです。」

「...。」

んあぁ〜っ!!!!

この上なく『白々しい嘘』です...。

なのでマスターＥは食らいつきます。

「そちらの都合もあるでしょうが、なんとかお願いします。」

「ホントに辛いんです...。」

するとオバハン、また...

「故障していますから、無理です。」

「そしたら、アナタはどうしてるんですか？」

と聞いたら....

「仕事が終わるまで我慢してます。」

って返答してきました...。

「...。」

何訳のわからんことぬかしとんのんじゃーっ!!!!

もうちょっとマシな嘘ついたらんかいやぁ

あほんだるぁあ〜っ!!!!

もう腹が立って・腹が立って...

頭の血管が何本切れたかわからないですよ...。

３人いた女性スタッフが、

それぞれ何時間働いて交代してるか知りませんが、

誰一人トイレを使わないなんて...

あるわけあらへんやろーっ!!!!

マスターＥがムカついたのは他でもありません。

店の方針で仕方なく貸せないのなら、

そう言えばいいものを...

どう考えても簡単に見破られるような...

レベルの低い嘘をつくなっ！

ぼけぇーっ!!!!

また、そのオバハンの言い方が...

ものごっつう事務的っ!!!!

結局はその言い方が一番の原因だったような気がします...。

とにかく埒があきません...。

問答している時間がもったいないですから、

マスターＥは店を出ました。

車を運転しながら、

とにかくトイレを探します。

場合によってはどこかの『物陰』で...

なんて誘惑になんど襲われたことか...。

でも天は助けてくれました。

海沿いのその地域。

漁協の持ち物でしょうか？

公衆トイレがありました。

お世辞にも綺麗とは言えないものでしたが、

その時のマスターＥにとっては、

どんな高級ホテルのトイレよりも素晴らしいものっ!!!!

その後、無事に用を済ませたマスターＥは、

意気揚々と島に向かうのでありました...。

それにしても...

今でも腹が立つっ!!!!

「...。」

確か以前にも『下痢』関連のブログがあった...。

『汚れ』かも...。