関空参拝
昨夜のニュースで、
関空会社の株が一般投資家に販売され、
詐欺の疑いがあるとかないとか...。
という事柄がありました。
テレビには関空会社のビルが映り、
マスターＥはそれを見て、
いろいろと思い出していました...。
実はサラリーマン時代。
マスターＥは営業マンとして何度か関空会社に足を運びました。
関空内のインターネット事業に絡んだ取引で、
訪れていたのでした。
関空会社の中には、
様々な会社がその役割毎に関空会社の下に位置づけられています。
例えば、２期工事を取り仕切る会社とか、
滑走路などのメンテナンスをする会社とか、
警備をする会社とか...etc
とにかく多くの会社がそれぞれ独立し決算するこことで、
お金の問題をスッキリするのが目的なんでしょう。
その中で、空港島全体の電話やコンピュータネットワークを
一手に引き受ける会社があり、
マスターＥの会社が仕事をいただけるようになったのです。
ＪＡＬ系列の商社、ＡＮＡ系列の商社、
その他諸々の商社がそれぞれＩＴ関連企業と手を組み、
コンペで戦います。
企画書を練り、
他社よりも安価にしかも信頼性に欠けないような提案を行います。
そして...
結果として、マスターＥの会社がコンペに勝利しました。
ちなみにマスターＥの会社は『ＡＮＡ系の商社』と組んでいたのですが、
やはり、
「ＪＡＬさんには負けられないのですっ！」
みたいな感じでした...。
やはりこの２社はお互いへの意識はすんごいですね〜っ...。
まあ、ただ...。
マスターＥはコンペの段階ではほとんど係わっていませんでした。
取引が始まってから、その後のお付き合いのための要員でしたから、
偉そうに言うことではないのですわっ！
ホーッ ホッ ホッ ホーッ...。
ところで、
もとより空の移動が好きで、
もっぱら新幹線より飛行機を使って出張していたマスターＥ。
空港も好きな場所。
そこに行くだけでもうれしいのに、
空港関係者しか入れない所に用があるわけです。
パイロットやスチュワーデス(当時はまだそう呼んでいた)さんと同じ通路を通り、
ＡＮＡの社員食堂でお茶を飲みながら商談したりしました。
なかなか面白い経験でした。
ただ、まあ...。
技術的な用件が多かったため、
マスターＥ...
あんまり役に立ってなかったですね〜っ。
他の仕事はそこそこやっていましたが、
関空絡みの仕事は、
お世辞にも活躍していたとは思えません。
まあ、それもさておき...。
１９９９年１月の時のこと...。
そう店を開く前の最後のお正月。
サラリーマン最後のお正月。
お付き合いのある重要な顧客には、
やはり年始のご挨拶に伺わなくてはなりません。
もちろん、
関空にも参りました。
上司やマスターＥ。
確か３人だったかな？
他にも同じようなサラリーマンもたくさんいました。
そして、現場に到着。
ビルに入り、真正面にあったものに
圧倒され絶句っ!!!!
そこにはなんと、
まるで祭壇のようなものがありました。
横幅は７〜８ｍくらいはあったと思います。
そこには皿が１０枚くらい置かれてあり、
それぞれの皿の上に、
墨で書かれた役職と名前！
そうそれは、
関空会社の社長やお偉いさん達...。
つまり...
「お前ら(マスターＥの会社や他の多くの会社)にいちいち会ってられへんから、名詞を皿に置いて帰っとれ。」
っと、いうことです...。
「...。」
まさに参拝！
関空詣でっ!!!!
まあ、確かにそうかもしれません...。
んがっ。
失礼にも程があるやろーっ!!!!
不便な不便な泉南地域まで電車乗って来てるねんぞぉ！
忙しぃーて、会ってられへんのはわかるけど...
せめて代理の人でいいから...
手で名詞を受取ったらどないやねーんっ!!!!
昨年は、
その中で
『天の声』
なんていう言葉もありましたね...。
いかに役人が、
その立場を誇示し、
一般社会からは想像できない振る舞いをしているか...！
それを感じさせる一件でした...。
